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第6章愛され続けるためのコミュニケーション術
愛情を言葉で伝えることは、関係を深め、安心感や幸福感をもたらしますが、言葉選びや伝え方によって効果は大きく変わります。
それに加えて私が気を付けていることは「伝わり方」です。
本音で話し合いたいとき「腹を割って話そう」と言いますが、人の本心は腹の中にあって喉元から口をついて出るときに変化していることが殆ど。
相手との相性や自分の気分によって、かなり変質しますよね。
だから、せめて好きな人にはお腹の中で思ってることを不純物なく正確に伝える努力は必要なんです。
そして何よりも重要なのが話す内容よりリズムです。
step0会話はリズム
会話は、言葉のキャッチボールであり、リズムのある心地よいやりとりです。良い会話には、まるで音楽のようにテンポやバランスが必要です。
一方通行な話やリズムの悪いやりとりは、相手にストレスや違和感を与えます。
1. リズムの良い会話の特徴
リズムの良い会話には、次のような特徴があります。
① キャッチボールがスムーズ
話す側と聞く側が交互に役割を切り替える。
お互いの話を受け止めながら、次に繋げていく。
例:
A: 「最近どこか旅行行った?」
B: 「行ったよ!沖縄に行ったんだ。海が綺麗だったよ。」
A: 「いいな!海の色って本当に青いよね。何か美味しいもの食べた?」
② リアクションがある
相槌や表情で相手の話を聞いていることを伝える。
例: 「うんうん」「なるほど」「それでどうなったの?」
③ 話題の切り替えが自然
次の話題に移るタイミングが絶妙で、違和感がない。
例:
「その話、面白いね!そういえば○○も似たようなことがあったよ。」
2. リズムの悪い会話の例
① 一方的に話す
自分の話だけを続けてしまい、相手に話す隙を与えない。
例:
A: 「昨日さ、仕事で大変だったんだよ!」
B: 「ふーん。(聞き流す)」
A: 「でね、その後も上司が~……」
B: 「……。」
② 相手の話を遮る
話を最後まで聞かずに自分の話に切り替える。
例:
A: 「昨日ね、○○に行ったんだ!」
B: 「あ、それよりさ、私もこの前さ~。」
③ 無反応や単調な返事
相手が話しているのにリアクションが薄い。
例:
A: 「最近ハマってる映画があってさ…」
B: 「あ、そう。」
A: 「……。」
3. リズムを良くするコツ
① 相手の話をよく聞く
話を途中で遮らず、相手が言いたいことを最後まで聞く。
② 共感や感想を挟む
相手の話に「共感」や「感想」を入れることで、会話が弾む。
例: 「それってすごいね!」「そういうこともあるんだね。」
③ 相手に質問を返す
質問をすることで、相手に話を広げてもらう。
例: 「どうしてそこに行こうと思ったの?」
④ 話のテンポを合わせる
相手がゆっくり話すならゆっくり、早口なら少しテンポを上げてみる。
⑤ 話しすぎない
話す量が多すぎると、相手が疲れてしまう。適度なバランスを意識する。
4. 会話のリズムを意識するメリット
相手に「楽しい」と思わせる
リズムが良い会話は心地よく、相手に「この人と話すのが楽しい!」と思わせます。信頼関係が深まる
相手の話をしっかり聞き、自然なリズムで会話することで、相手に「この人は自分を理解してくれる」と感じてもらえます。関係が長続きする
恋人との会話でリズムを意識すると、関係が良好に保たれやすくなります。
5. 結論:会話は心地よいリズムを作る場
会話は言葉を通じた心の交流であり、リズムを意識することでその場の雰囲気や関係性を大きく変えることができます。上手な会話とは、ただ話すだけではなく、「聞いて・返して・繋げる」の三拍子が揃ったものです。
最初は難しいですがこれができるようになれば、なが~く愛されることがほぼ確定したようなものです。
次に愛情を伝える具体的なテクニックをご紹介します。
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