写真と俳句 その三十四
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二月はや 天に影して ねこやなぎ 百合山羽公
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ねこやなぎ まるい日に入り 同化する 広在
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おきなぐさ 宮沢賢治
万葉集巻第十九 より
うらうらに 照れる春日に 雲雀上がり 情悲しも 独りし思へば
大伴家持 二月二五日
うらうらに てれるはるひに ひばりあがり こころかなしも ひとりしおもへば
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うららかに光り輝く春の日に ひばりが空へ飛んでいく
しかし私の心は悲しいのです 一人でよくよく考えてみると
春の日は長くのどかで、ひばりがちょうど今鳴いている。
歌でなければ、耳に入り思う悲しみを払うことは難しい。
そこでこの歌を作り、
取り決めによって結ばれてしまった糸のような心をほどく。
但し、この巻の中に作者の名を記さず、
ただ、年月・場所・縁起を記録するものは、
どちらも大伴宿祢家持によって作られた歌である。
万葉集巻第十九
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筆者訳
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