共に冒険した思い出は、すべてを越える
最初の印象。
「なんてわかりやすい説明をする人なんだ。」
僕(ら)にとことんわかりやすく、アジャイル開発とは何かを教えてくれた人がいる。その人の口調は偉ぶることもなく、小難しい言葉を並べず、ただ目の前にいるチームにどうやったら概念を理解してもらえるかを踏まえて、それはもうスムーズにそれぞれのメンバーに浸透する様に、うまく噛み砕かれ、時には喩えを用いて、どういう業務の遂行の仕方なのか、どういったチームとのコミュニケーションの取り方なのかを教えてくれた。
その人が教えてくれた事は、今でも迷った時に立ち返る指針となっている。あの時に一人一人にコミュニケーションを取ってくれてた経験が、感覚ではなくてなぜそうその判断が必要なのかというロジックも含めて叩き込まれている。
デベロッパーの人とあそこまで近い距離で働く事が今までなかったので、全部が新鮮だったんだけど、相手も年が離れた僕をリスペクトして接してくれた。
もし出会っていなかったら、今自分は起業していない。デジタルプロダクトをつくる事に魅了されたデザイナーになっていなかっただろう。
・アジャイルで開発するという事
・チケットでタスクを管理する事
・デバッグの大切さ
・時に原理・原則に立ち返る事
・自分で情報を発信する事
・イベントに出向き登壇する事
思えば今やっている事のほとんどが、
この人にあって初めて身近に感じた事だったわ。
とはいえ本当にいろんなことが日々起こる、全員がほぼ初めてのスタートアップで、荒波ばかり+めまぐるしく変わる環境…。この冒険を一緒にできて一緒にいろんな課題に直面しながら一緒にサービスを作ってきた。
あなたは仲間だ。冒険を一緒にした大切な仲間。
10歳も年上なのに、いつも丁寧に、親切にいじってくれた。
同じ職場じゃなくなっても、最初に同期で集まる場所を持ってくれたのも、裏で声をかけてくれたのも、初めて起業した会社でも、フリーランスの時でも、そしてforiioを立ち上げた時も。
まだまだ、一緒に美味しいもの食べて、色々話しながら技術やサービスの話しながら、次はどんなおもしろいものが来るのか話して。
こんな感覚になったことがない。突然すぎる。。
foriioの話をした時に、とても大事なヒントをくれた。
「クリエイターが自転車操業モデルから、ストックモデルに事業を転換できると良いよね。」
創る側の人達への理解と尊敬を感じる、最大で最高な先輩だった。
その人の固定ツイートには、こう書かれてある。
創作に挑む人を絶対に馬鹿にしないこと。
みやもっさん。あの時の飲み会、集まれなくてごめんね!!
創作に挑む人がもっと生きやすくなる時代を絶対に作りますから、また次会う日まで、こっちで残ったメンツでまた飲みながら笑いながらみやもっさんの話させてね。
あなたが居たから、今ウェブサービスの開発に携われている自分が居ます。
あなたとの10年程の時間に感謝します。
冒険を共にした仲間を一生忘れることは無いです。
そっちの冒険の話も、いつかまたわかりやすく教えてください。
僕もいつかまた、そっちで一緒に冒険したいので。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?