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CLS高知2021初鰹編 ワーケーション企画編

2021年5月22日(土)に、7回目となるCLS高知が開催されました!

今回はその前に、一部の人とワーケーションに行くという企画があり、私は企画から当日アテンドまで隊長として携わらせていただきました。今回、地域との関わり方やコミュニティ、はたらくと遊ぶの両立という視点で企画を考えてみましたので、その視点を書き留めておきます。

これからワーケーション企画を考える方、アテンドをされる方にとって何か参考になれば幸いです。

※ ツアーといっても、今回はアクティビティの時以外は宿泊、移動、参加するかどうかは自由だったので密にならない程度での行動でした。

企画のきっかけ

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なぜこの企画をやろうとしたかというと、CLS高知2020年戻り鰹編でのワーケーションセッションがきっかけでした。

アーカイブはこちらから:
https://www.youtube.com/watch?v=RWz4p2IGeFU&t=1140s

このセッションを聞いた時、ワーケーションって「いかに自分の環境を働きやすくするか(=好きな場所で働く)」が大事と思っていたのですが、「誰と働くかも重要要素(=コミュニティ)」ということにハッとしたのを覚えています。

そうか、場所だけじゃなくて、誰と働くかも決めることができたら、とっても可能性が広がるし面白いな。CLSだと普段出会えないいろんな人が来るから、一緒に働いたら絶対面白い!と思って、企画をはじめました。

行程

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予定していた行程はこちらです。中土佐、西土佐と高知の西半分を行く旅になりました。

◆ 1日目 05/19(水)
・夜:黒潮本陣にぼちぼち集合

◆ 2日目 05/20(木)
・昼:四万十町に移動、四万十川アウトドアサウナ →雨天で場所変更
・夜:四万十牛の焼肉
・夜:天体観測 →雨天で中止

◆ 3日目 05/21(金)
・自由行動、高知市へ移動

この他にも、各自予約をしたらできる体験や、周辺の観光スポット、落ち着いて仕事ができるスペースについても案内をしていました。

企画で工夫したこと

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CLS運営メンバーで企画をしましたが、振り返ってみるとこういう特徴がありました。

① 普段から在宅ワーク、仕事の場所を選べるメンバー(はたらく人の視点)
② サウナや観光地、グルメなど地元のものに精通しているメンバー(地元のいいもの視点)
③ 東京やいろんな地域でつながりが多いメンバー(外の人視点)

「観光として楽しかった。今回高知行ったから次は別の所に行こう」とならないためには、この視点を持った「アテンドする人」がとても重要になります。「あの人にまた会いに行こう」「高知での体験最高だった!高知で仕事もできるし、今度は家族も連れて長期で行こう」という状態を作りたいものです。

具体的に意識していた点としては下記になります。

◆ その土地ならではの体験・人を大事に

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最初はみんなで行きたい場所、体験、こんなのもあるよねーというものを地図を見ながら話をしていました。知っていることやできそうなことをシェアしつつ、そこで活動している人や、スポットの背景についても話していました。

カツオが美味しい黒潮本陣の近くの地区のコミュニティやキーマン、サウナをアテンドしてくださる人、買い物で寄る道の駅の人、そのスポットの地域に対する影響...。

コロナの影響で参加者の皆さんをおつなぎすることはできませんでしたが、体験→その背景にいる人(→できれば繋がる)を自然と考えていたと思います。本当は地域の人と一緒に飲み会したり、施設を見学したり、企画に巻き込んだりしたかった!

◆ ワークできる場所

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コースとして先述した行程をご案内していましたが、合わせてその周辺のワークスポットもご案内し、行程にも余白をかなり持たせました。アクティビティの時間、ワークスポットの情報をあらかじめ提供することで、参加された方は、もれなく観光を楽しむ準備と、会議などの予定を事前に組めたのではないかと思います。

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ワーケーションと言っても、緊急に仕事をしないといけないこともあります。そういう時に、どこに行ったらできるのかがあらかじめ分かれば、安心して参加できますね。(実際は私が仕事のトラブル続きで、この情報はとても助かりましたw)

実際どうだったか - はたらくと遊ぶ

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本当に、遊びながらはたらく、はたらきながら遊ぶ、という感じで、いい感じに「はたらく」と「遊ぶ」が融合した不思議な時間となりました。

印象的だったのがサウナで、皆さんサウナに入って湧き水プールに入ってワイワイしていましたが、隙間時間にテレカンしたり電話したり。私は撮影をしながらZoom操作したり。スマホやPCがあるとパッと仕事ができるので、ある程度両立はできるなと思いました。

雨の中、サウナの場所を貸してくださった橋本製材さんは、タイニーハウスやテレカンスポットも用意してくださっていました!実際ここで仕事することもでき、超ありがたかったです。

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お互いの仕事をちょっと覗けたのも良い経験でした。文脈が近い人には相談もできましたし、会議が多いけどチームやお客さんとこんな頻度でコミュニケーションとってるんだとか、同じ会社メンバーで車を借りてて、会議を進めながら移動できていいなぁとか、気づきが多かったです。

余談ですが、以前、どうしても遊びたかったのでいかに遊びながらはたらくかにチャレンジした(頭ははたらく、身体は遊ぶ的な)ことがありまして。笑 もしご興味あればこちらもご覧ください。

実際どうだったか - コミュニティ視点

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これは不思議なのですが、名産品や自然やアクティビティについて、毎日みんなで一緒に身体に取り入れている感覚でした。

ワーケーション中は特に感じなかったのですが、ツアーが終わって本編になった時に、もうみんな知り合いだし、同じ体験をしているので、感覚が揃ったところからスタートしたような感じがありました。(うまく言えないですけど...)

とてもリラックスできたような、普通にセッションを聞いてても吸収力が違うような...。私は今回も司会をさせていただいたのですが、アドリブが全然できない自分が、セッションの間の小咄を出すことができたのもこの体験があったからだと思います。

一緒にやるから純粋に楽しい、お互いから学べる。これに加えて、一緒に学ぶ土台を作るという自分にとって新しい感覚がありました。(本編の前の土台です...2020年戻り鰹編の時に、土佐山でコーヒー焙煎や薪割りをしたのと近い効果だと思います)

感想

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ワーケーションツアー、驚くほど楽しかったです。みんなで何かビジネスをしたわけではないですが、いかに遊びながらはたらくか、はたらきながら遊ぶかのチャレンを一緒にやっていた感覚でした。

気をつける点があるとすれば、時期とコミュニケーションです。今回は5月と、年度が変わってまだ落ち着いていない時期だったので、コミュニケーションもオンラインだと不足しがちで、ちょっとやりすぎたなと思いました。色々と前提条件はあるので、それをクリアにして一緒に働く人にとって一番良いワーケーションの姿を作りたいです。

個人的には、ワーケーションは人生の幅を広げる手段だと思います。これまでオフィスに行くことで「はたらく」を実現していたのですが、テレワークになり、「どこではたらくか」「誰とはたらくか」「何の仕事をするか(考える、手を動かす、話すなど)」を選びやすくなりました。これに移動を組み合わせれば、これまでと違う場所、環境に行くことができるし、「はたらく」さえ続けていればそれ以外のことをガラッと変えることができます。いろんな人とのつながりを作り、攻めた行動をとることができます 笑。

移動とはたらくの両立はまだ難しいです...喋りながら仕事をするツールがもっと増えてほしいと思います

これからやりたいこと

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ぼっちワーケーションや、同じ価値観の人たちとはもうできることが分かりました。自分がすごい楽しめることも分かりました。

これからは、新しい層を巻き込んでいきたいです。職場の人、全然知らない人、高知県内の企業ではたらく人。

環境を変えてはたらくことに好き嫌いはありますし、職種的に難しい人ももちろんいます。でもそうではなくて、やってみたいと思っている人たちがこのはたらき方の選択肢を取れるようにはしたいなと思います。

まずはテレワークから始めてみたり、セキュリティなど環境がしっかりしているコワーキングスペースを使ったり、最小限の設備であるイスとMacから始めてみたり。

高知県内でもちょっとずつみんなでできる機会を増やしていきたいですし、外の人を呼んでおっきくやりたいなとも思います。

はたらくに遊ぶを取り入れるのっておもしろいな!みんなでやるとおもしろいな!と、ワクワクしていますので今後ともよろしくお願いします。

一緒に企画してくれた運営メンバーの皆さま、参加してくださった皆さま、読んでくださった方々ありがとうございました!


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hirohiro
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