6日目 うたすと2に詩を書いてみた
こんな企画を見つけました。
課題曲:『Simply / 作詞:八神 夜宵・作曲&歌:大橋ちよ』
詩
「公転軌道」
西の空は夕焼け
東の空に半月
私たちを乗せた惑星は
365日かけてすべるように
宇宙空間を進んでいき
元の位置に戻る
公転軌道は2万6000年かけて
ずれていくというけど
私とあなたの一生なんて
誤差の範囲
同じ軌道を回るのに
なぜ私たちは歳をとるの
「……どうしたの?」
あなたが私に顔を近づける
「え?」
私がぼんやりしていたんだろうか
「キミらしくないな」
そのコトバに頬を染める
「考えすぎるのは、よくないよ」
突然のkissに
私は言葉を失う
あなたを嫌いになったことなど
出会ってから一度もない
愛情というのだろうか
「シンプルに」
それがあなたの口ぐせ
それが証拠に
あなたの部屋はモノトーン
もし神様がいるのなら
お願い、時を止めて
その時、私たちが乗る惑星の
公転は止まる
私とあなたでつむいだ協奏曲が
終わりをつげる前に
詩を書くのは、初めてです。
62歳になりました。よろしければサポートお願いいたします。創作の活動費にあてたいと思います。