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白黒ハッキリさせると人気がでる問題

良いのか悪いのか白黒はっきり付けたり、断言したりできる人って割と人気出るよね。と思うのだがいつも私が曖昧であやふやな回答になりがちなのは、決して何かを決められないからというわけではなくって自分と相手の価値観が異なるので、「私にとっては良かったけどあなたにとっても同じだとは限らない」ということを伝えたいだけだ。というようなことを書きます。

比喩的に言うと、
大体の物事は白と黒の広大なグレーゾーンのグラデーションの中にあって、その濃淡も立っている位置から見える景色、光の当たり方なんかで全然違いますよね。
ということなんですけど、全然意味わかんないですよね。

例えば、大阪人って東京の人が大阪出張行くとき割と頻繁に「オススメのお好み焼き屋さん(あるいはたこ焼き屋さん)教えてって言われるんですよね。
そんな時、何の臆面もなく「きじ」って回答できる人は人気出るし今後も色々聞きやすいんだろうなあ、と思うんですよ。わかりやすいから。

でも私は
・そもそも大阪の人間は町に出てお好み焼きをあんまり食べない、並んでまでたべるものでもないし、地元でサクッと食うもんだろう。と思っているのでそこまで有名店に詳しくない。
・お好み焼きの美味さにそれほど大きな差異はない。なぜなら基本ソース味だから。
・有名なチェーン店は東京にもあって普通食べられる

みたいなことが気になってしまい、どうにもこうにも煮えきらない提案を返すもしくは、好みを絞り込むために質問を質問で返すようなことしかできなかったりするので、せっかく聞いてくれた人も「こいつに聞くんじゃなかった」という顔になってくるんですよね、これだと人気出ないですよね。

でも、相手の好みや求めていることがよくわからない段階で「うまいお好み焼き屋」を提案するような人は私は信用したくないですね。
めんどくさいけど、相手が欲しいものをしっかり理解してから提案できるようになりたいなあ。面倒だから人気でないけど。


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