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[ゲーム][Switch] Farming Simulator 23の気になるコト, その2


 実際にゲームをプレイしていて気になるコト、の続きです。









01. 1台のベーラーをわら・草・干し草の3種で回したい



 このゲームの序盤においてベーラーは非常に高価なモノです。



 わら用・用・干し草用にそれぞれ1台ずつ個別に用意出来れば何も悩む必要は無いのですが、さきほども話したようにベーラーは非常に高価です。トラックやテレハンドラーよりも高価です。

 今作のベーラーには2種類あり、価格は155,000~159,500 €、どちらもスクエアベールが作れます。カロリーメイトみたいな形の四角い長いやつです。自分の大好きなロールベールは今作では作れないようです。残念。

 ベーラーの個別の用意は当分出来そうにないので1台を使い回すしかないのですが、↑の画像のようにハンパにわらを取り込んだ状態で草を取り込もうとしても取り込めませんでした。新しく別種のものを取り込もうとしたら前のものを勝手に切り捨てて取り込んでくれるのかと思っていましたが。





 このままではなけなしのベーラー1台を使い回すことも出来ないのでは?と思い、とりあえずやれることをやってあがいてみることにしました。



 ↑の画像のように、ベーラーの中にハンパに取り込んだわら(スクエアベール1本分未満)をベール売り場に売れるかどうか、試しに来ました。

 しかし、この状態では買い取ってもらえません。無反応です。



 ショップによるベーラーの説明文によると、やはりわら干し草をこれ1台で取り込めるようになっています。



 そこで次に思いついたのが、車両/アタッチメントのリセット

 マップを開き、左から2番目の車両の欄にある件のベーラーにカーソルを合わせると「Y リセット」という表示が出てくるので、Yボタンを押してリセットします。

 リセットというのは、基本的には「スタックからの救助用コマンド」だと思ってください。スタックというのは、たとえば壁の中や大きな段差のある部分に何かしらの理由でハマってしまい自力での脱出が出来なくなることです。物理演算を用いたゲームではスタックはままあることなので、そうなった場合にコマンド入力することによりプレイヤーの手でスタック状態から脱出出来るようになっています。



 このゲームで車両/アタッチメントをリセットした場合、その車両/アタッチメントは農機ショップの敷地内に再配置されます。

 車両の汚れ等はそのままですが、↑の画像の通り、先ほどまでベーラーの中に含まれていたわら(スクエアベール1本分未満)がキレイに無くなっています

 こうすることで草や干し草を新たに取り込むことが出来るようになります。途中まで取り込んでいたモノ(さっきのわらとか)は切り捨てられてしまって少しもったいないですが、ベーラーを複数台持てるほどの金銭的余裕が無い段階ではこうするしかないと思います。

 今度また現在のモノと別のモノを取り込みたくなった場合なども、今回と同じように車両/アタッチメントのリセットで対応しましょう。





 ちなみに、スクエアベールはわら製・草製・干し草製でそれぞれ重量が違うようです。1本辺りの売却額にも差が出るので、ベール売り場にベールローダーで運んでまとめ売りなどをする場合は計算に気をつけましょう。






02. スクエアベール売却は意外と儲かる?



 ついでに気になったので、スクエアベール売却の金銭効率について少し調べてみました。



 スクエアベール3種それぞれの1本あたりの重量は、わらが8,250 L、草が6,000 L、干し草が7,250 L。



 アンバーストーンマップの初期畑(マップ1~3番, 合計 1.84 ha)全てに草を生やし、収穫量ボーナス+100の状態で刈り取り、集めて草ベールを作ったところ、初期畑3面分で23本作れました。

 このタイミングでの草の相場は1,000 Lあたり125 €、草ベール1本あたりの重量は6,000 Lなので1本あたり売却額は125*6=750 €。

 今回はそれが23本作れたので、総売却額は750*23=17,250 €



 そして、アンバーストーンマップの初期畑隣のマップ4番畑(1.59 ha)全てに草を生やし、収穫量ボーナス+100の状態で刈り取った後にテッダーでひっくり返し、集めて干し草ベールを作ったところ、4番畑1面分で19本作れました。

 このタイミングでの干し草の相場は1,000 Lあたり149 €、干し草ベール1本あたりの重量は7,250 Lなので1本あたり売却額は149*7.25=1,080.25 €。

 今回はそれが19本作れたので、総売却額は1,080.25*19=20,524 €



 17,250 €と20,524 €という数字だけを見ると「なんだ、普通に作物売った方が手っ取り早いじゃん」って思っちゃうかもしれないけど、草は一度生やしてしまえば刈り取ってもまたそのまま生えてきますし、再び生えてくる速度も普通の作物と比べると段違いに早いです。

 ゲーム内時間(実時間ではない)あたりの金銭効率は恐らく他の作物たちを凌ぐでしょうが、ベールにする為の作業(ウィンドロウアー・テッダー・ベーラー)やベールを集めて売却に向かう作業(ベール売り場がクッソ遠い)なんかを考えるとそれなりに手間です。

 収穫して良い売り時に売却するだけでいい他の作物の方が作業内容的にはかなり楽だと思いますが、売り時を逃すと1年先まで待つ必要があったり、楽ゆえに単調だったりしますので、そういった日常にベール作りで変化をつけるのは良いと思います。

 どちらにせよ、楽にお金を稼ぐ方法はありませんので!





 ちなみに、畑に生えた草(雑草)も肥料による収穫量ボーナスを受けます。除草剤が必要だという表示はさすがにされませんが。

 数字的な話をすると、初期畑(マップ1~3番, 合計 1.84 ha)全てに草を生やし、収穫量ボーナス+100の状態で刈り取った草の量がスクエアベール19本分。干し草ベールは1本7,250 Lなので、7,250*19=137,750 L

 次に、さきほどと同じ初期畑で、収穫量ボーナスを+70(肥料1回のみ)の状態にして刈り取った草の量がスクエアベール13本分。干し草ベールは1本7,250 Lなので、7,250*13=94,250 L

 137,750 Lと94,250 Lの差は43,500 Lたった肥料1回分でこれだけの差が出ます。

 Farming Simulator23関連のコトを最初にこのnoteに書いた「基本その1」の記事で、「まず初めに肥料散布機を買う」ように書いたのはこの為です。これだけの効果が出るものを見過ごすことは出来ません。







03. 馬小屋に干し草ベールを持ち込んだ場合は?



 馬小屋(厩舎)で馬にあげる飼料として干し草が必要なのですが、干し草を素のまま運べる飼料ワゴンがわらでパンパンな為、干し草ベールでどうにかならないか試してみました。



 ダメでした。ウンともスンとも反応しません。

 ちなみに入り口の寝藁を降ろす辺りにも押し付けてみましたが、そちらでも反応ありませんでした。

 どうやら、「わら干し草が必要な場合」には「スクエアベールにしたものではなく素の状態のものでなくてはいけない」のかな?





 ということは、今のところに関しては、スクエアベール化する=売却にしか使い道がない?

 前作「Farming Simulator22」か何かだと、こういう「わら・草・干し草」が必要な場所にスクエアベールを持ってってアイコンの近くに転がしておけばそこからじわじわ消費していく、という仕様だったはずなのですが。



 スクエアベールを粉砕して元の粉々の状態に戻せるミキサーワゴン

 テレハンドラーやフォークリフトが手に入れば、スクエアベールを運び入れて粉砕後に飼料にすることが出来るみたいです。ベール化後の使い道の筆頭はこれになるかな?

 ただ、これはまたその時にならないとちょっとわからないですね。1台は持っておきたいけど、実際に購入するのは一体いつになることやら。



 ついでに、ミキサーワゴンの隣に並んでいた畜舎の寝藁用わら敷き機

 ひょっとすると、飼料ワゴンで畜舎にわらを持ち込むのではなく、こいつを引いてまわって寝藁を供給するのが正解なのかもしれません。

 ちょっとまだ金銭的な余裕が無いので、これもまた次ですね。