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[ゲーム][Switch] Farming Simulator 23の気になるコト, その9


 実際にゲームをプレイしていて気になるコト、の続きです。









01. ベーラー「LB436 HD」が使いにくかった



 わら・草・干し草を集めて固めてスクエアベールを作る為のベーラーですが、今作ではCase IH製「LB436 HD」と、KRONE製「BiG Pack 1290 HDP VC」の2種類が用意されており、使用感にも少し違いがあります。



 最初の1台目KRONE製の緑の方を選び、順調にベールを作っては保管したり売却したりしていましたが、そちらはわらベール専用ということにして、もう1台、新しく草ベール専用のものも欲しくなったので2台目を購入することにしました。



 2台目は1台目のものとは別のCase IH製の赤い方を選んでみました。

 しかしこの赤い機体、↑の画像のように完成したベールが排出口にまっすぐ乗っかってしまってうまく排出されないことが時々ありました。



 Case IH製の赤い方はKRONE製の緑の方と違い、排出口の平時の角度がかなり水平に近くなっており、排出の瞬間もあまり下を向かずにそのまま押し出す形になります。だから台に引っかかりやすいのだと思います。



 ベールを何十個も作ってこういうことが1回あるという程度ならまだしも、最初の5個を作る間に2個もこのように引っかかってくれやがったので、さすがにこれは面倒くさいなと感じました。



 一応、ベーラーのエンジンを切って排出口を閉じる時に、水平に乗っかったベールが物理演算で押し出される形居場所を無くして外にポトリと落ちるのですが、物理演算に頼らないとベールを外に落としてくれないような機種はゲームとはいえさすがに欠陥品だと思います。

 あと、奇跡的にうまく引っかかってエンジンを入れたり切ったりしてもベールをまっすぐ抱え込むようになって全く落ちてこないような時もありました。これは看過出来ません。



 なので、実際に運用を始めてまだ20~30分ぐらいでしたが、早速位置リセットから農機ショップに送って売却しました。

 見た目はジェットスキーみたいでカッコよかったのになあ。

 約2万 €の損害でもったいなかったですが、構造的欠陥を抱えたままイライラしながら使う方が嫌だったので。



 そして、その足で新しく2台目KRONE製の緑の方を買いました。

 やはり使い慣れたものが一番。





 このベーラーって正直どちらも高すぎない?これよりも、なんでもっとシンプルで安価なロールベーラー(お値段数万 €)を用意してくれなかったの?ってずっと思ってましたが、まぁこれぐらいの額なら元を取るのはそこまで難しくはないですね。

 うちで今持ってる畑の場合、全面に麦系作物を植えて、採れた全部のわらベールをわらの買い取りが高い12月頃にきっちり売れば、ベーラー代の155,000 €ぐらいなら2~3サイクルで元が取れます。

 (麦系)作物も全て売るとしたら1サイクルでもいけるかな?



 ベールを1つだけ排出しようとしたらこうやって立っちゃうぐらいのことはよくあります。ですが、台に乗っかったまま落ちてこないなんてことはこの機種では経験したことないです。500個ぐらいベール作りましたが。



 それに、ベールを立てて置いてあってもローダーでの回収には影響しないので、ちゃんと台から落ちてくれたらそれでいいんです。



 ちゃんと落ちてくれないのが一番問題です。







02. 雑草は連作で



 畜産をする際に欠かせないものとなっている干し草ベール



 そこらの畑の外側に生えまくってる雑草を刈り集めてベール化しても良いのですが、それだと量と位置が散漫で扱いにくい。

 そんな時は、雑草の種を畑に蒔いて畑を雑草だらけにしちゃいましょう





 ちょっと考え方としてはややこしくなっちゃうのですが、普通の作物を播種した時に勝手に生えてくる雑草(除草剤で枯らしちゃうやつ)と、この種を蒔いてあえて生やす雑草とは扱いの違う別物だと思ってください。





 雑草の種普通の播種機に備えられています。ハツカダイコンの次の、明らかに草っぽいアイコンのやつですね。

 雑草の種を蒔いたら、普通の作物の時と同じように肥料も撒いてください。雑草も施肥による収穫量ボーナスの有無で収穫量が全く違ってきます。



 生やした雑草を収穫(と言っていいのか)するには、まずは草刈り機で生えた雑草を余さず刈り取り、そのままだと散漫で集めにくいのでウィンドロウアーでウィンドロウ(わらの列と同じアレ)を作り、最後にベーラーで回収してベール化します。これで草のスクエアベールが出来上がります。



 ここで草ではなく干し草ベールが欲しい場合は、草刈り機をかけた後テッダーで全部ひっくり返してからウィンドロウを作って集めてください。テッダー作業がある分、普通の草をベール化するよりも1手順多くなります。

 草と干し草は「どちらでもいい」「どちらか片方でいい」という場面が多く、たとえば「干し草のみ」を求められるような場面は少ないです。それにベール&パレット倉庫の容量問題もありますので、「(ベール)に一本化」というのも考え方としてアリだと思います。



 種蒔きで生やした雑草は、他の作物と違って一度収穫した後もそのまま放っておくだけでまた勝手に生えてきます

 雑草は生えてくるサイクルこそ早いですが、他の作物と違って発展性があるとは言い難く、せいぜいベール化して使うか売るかというぐらいしか出来ることはありません。



 必要な分のベールを倉庫に蓄えたら、またいつもの日常に戻りましょう。