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公務員やめて日本縦断の旅をした話【5日目その②】
旅行5日目
いよいよ青春18きっぷ最終日
本土最西端の根室・納沙布岬を目指します!
前回の記事はこちら↓
釧路13:25-根室15:57
釧路で途中下車して、ホテルに先にチェックインと荷物を預けに行ったところ、何と発車まであと10分。やばい‥。乗り遅れたらすべてが終わり‥。
せっかくここまでやって来たのに、これは絶体絶命の危機。
駅まで必死に走りました。発車1分前に駅に到着。マジで終わったと思ったぜ。
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列車は1両。間に合うように必死に走ってきたので汗びっしょり。なかなか汗がひかずTシャツ1枚になる。変なやつがいると思われてたかもしれないけど、間に合ったのでそんなことはどうでもいいw
釧路のまちを抜けると森に囲まれてさみしい景色になってきました。途中の駅でも乗降は少なかった。
厚岸、「菜の花の沖」で嘉兵衛が行った場所。ここまで帆船でやってくるなんて本当にすごいと思う。
厚岸湖の横を進んでいき、途中で沼の真ん中を走る。千と千尋の神隠しの一場面みたい。
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この路線では何回か鹿の群れに遭遇した。そのたびに警笛を鳴らして徐行していた。鹿たちも慣れているのかなかなかどいてくれない。むしろ並走してついてくる鹿もいた。すげーと思ってみてたけど運転士は大変だろうな。
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終点根室のひとつ手前の最東端の東根室駅に到着。ホームがあるだけの無人駅。西大山駅と同じ感じで最○端というだけの駅。ホームには列車に乗らない観光客がたくさんいましたwこれも西大山駅と同じ。
車内から写真を撮ろうとしているお兄さんが駅の看板に観光客が被っていたため「どけよ!邪魔だー!」と必死に叫んでいました。でも窓越しなのでホームにいた観光客は全く気づかないwせっかく来たのにそんなにムキにならなくてもねーw
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JR北海道は13日、来年3月15日のダイヤ改正で、日本最東端の駅として知られる東根室駅(根室市、花咲線)を含む5駅を廃止すると発表した。いずれも利用客減少が理由で、今後は同市の根室駅が最東端となる。
そして終点の根室に到着しました。
枕崎から3,529.3kmと5日かけて根室までやってきました!日本はとっても長かった。
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納沙布岬へ
根室駅で終わりではなく日本最東端の納沙布岬へ向かいます。根室駅から納沙布岬へは路線バスが出ています。
乗客は僕と地元のおばちゃんが2人ほど。まあ夕方4時から日本最果てに行く人なんかいないよな。
根室市内は標識にロシア語が書いてありロシアが近いことを感じさせられます。でもウクライナの戦争が始まり、すぐそこがロシアなので地元の方は他人事ではないだろうなと思います。
市街地を過ぎたあたりから霧がだいぶかかっていました。道路沿いには見たことないフェンスがずーっと立っている。風よけ?雪よけだろうか?
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歯舞(はぼまい)という地域に入ります。以前は北方領土の歯舞群島まで含めて歯舞村だったそうです。歯舞って島の名前じゃなかったのね。
歯舞地区に入るとすぐ納沙布岬に着きました。
日本の最果ての場所なのにすぐ近くに集落があるというのがとても意外でした。ちなみに本土最南端の佐多岬の周りには人家はありません。
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周囲には北方領土を返せーといういろんな団体が建てた記念碑がずらり。あんまり建てすぎるのもね。1つにまとめたらいいのにw
霧が出ていたので景色はほとんど見えず。外を歩いている人は誰もいなかった。ロシアが戦争中ということもあり、気分的にもあんまり長居はしたくなかった。
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25分間の滞在の後、バスで根室まで帰ります。乗ってきたバスと同じ。
根室は湿地や沼が広がっていて九州とは全く違う風景。木もあんまり生えてなくて真冬はとても厳しい寒さなのだろうなと想像できます。
根室駅の手前で降りてスーパーに寄りました。
割ときれいなスーパーで魚もたくさんの種類が。ほとんど見たことない魚ばかり。タラの刺身とかもあり次はぜひ食べてみたい。
根室19:04-釧路21:39
青春18きっぷ最後の乗車。今夜の宿の釧路まで戻ります。
根室から釧路まで120km、2時間半もかかる。
本当に遠いところまで来たなーと実感する。
帰りは真っ暗だったのでビール飲んで爆睡。暖房が心地よくぐっすり眠れました。
21:39釧路駅に到着。ここでスタンプを押してもらい青春18きっぷの旅がおわりました。
• 合計距離: 3539.5 km
• 合計時間: 81時間52分
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