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アウトプットのお供

今回は年始の記事のパート「0」のこと。
はじまりました2022年からあっという間に1月が終わってしまうので、
「0.」さえ、まとまってないのは危機!
自分のツールについてまとめておきます。
なぜついつい筆記用具を購入してしまうのか?
シーンによってどう使い分けているのか?
無意識で感覚的にやっていたことが少し自分で理解できました。

2022年はじまりました
の記事.より
0.アウトプットのお供
の、節について

ラインナップ


アナログアウトプット=無罫ノート(※人工皮革のカバー付き)
デジタルアウトプット=iPadAir。
ともに、B5サイズで仲良くぴったりカバンに納まります。

アナログアウトプット=「無罫ノート」は、日本ノート。

デジタルアウトプット=「iPad Air」は、言うまでもなく、Apple。

アナログ編

すべすべノート と 筆記用具3選

(用途)
設計・デザインのためのアイデア、ダイアグラム、スケッチ、パースなどを書き溜めるために使っています。
プロジェクトマネジメントをする際のスキームを考えたり、関係性の整理をしたりもします。
(特徴)
紙面はすべすべで水性、油性ともインクのノリが滑らかでお気に入り。
ただ、色鉛筆の類は色がのりにくいという、、、わずかばかりの難点あり。
ですが、文字を書き込む場合には問題なし!
(ツール)
写真上から、
・ぺんてる プラマントラディオ ※水性ペン
・PILOT G-3GEL ※ゲルインク水性ペン
・rotring 0.7mmシャープペン
が、主な筆記用具たち。

そうなんです。決められないんです!!!
どれを使っても、画を描くことも、文字を書くこともしますが、
グリップの感触を気分で変えたいという気持ちがいつもあります。
デザイナーはこの1本!に、決めている場合もあると思うのですが、
手の感覚をリセットするのが自分は好きなのと、
線を引く速度で使い分けたくなるんです。
(シャーペンなら速め、プラマンならゆっくり)
シャーペンで下書きして水性ペンでなぞることもしばしばあります。

デジタル編

iPad Air と Apple Pencil

画的にシンプルです!こちらは、手書きのメモがメインです。
打合せの際のメモ、備忘、タスクリストなど。。。あとは、図面への書き込み。これは非常にカバンを軽くしてくれました。(感謝!!)
現場に確認申請図を持ち込む必要がなくなったり、改修工事などの場合は既存の各種図面を持ち歩くとなると重い(; _ +)
ビル1棟の改修計画となると200枚以上の図面があるので、もはや狂気。
いや、凶器!既存の確認、注意点の確認などはこれで完璧。
PDFアプリで図面チェックもできますし!
とはいえ、
スケッチアプリを使えば簡単に「アナログ編」でやっていることは全てできるのではないか?!と思うのですが、それがなかなか移行が進みません。
(現時点で移行するつもりはない~)

それは、なぜかと自分に問い直してみる。

自分は筆記用具の感覚をいろいろと変えながら書きたいという自分の身体的な感覚が働いているのが一番の理由だろう。それが、Apple Pencilの場合は、どんな表現でも感覚が同じになってしまって物足りなく感じてしまいます。
習字の経験がある私ですが、書道では書く文字の特性によって筆を持ち替えたり、筆をどこまでおろすかを変えるなどいろんなチューニングをしますよね。それと同じことをペンを持ち替えることで代替しているとも言えそうです。

「ツールまたはアプリ」と「身体」のチューニング

アナログ筆記用具は、描く線と、グリップの感覚が一致している。
紙面と身体の間をつなぐそのツールたちは、物性で身体にチューニングを促してくれる。一義的に決まっている物性は身体の感覚をデジタルにチューニングしてくれているともいえる。
デジタル筆記用具(Apple Pencil)は、どんな線を書くにも同じ物性で身体チューニングの必要がない。水性ペンのような同幅の線も筆ペンのような筆圧もほぼほぼ同じ身体感覚で描かなくてはならない。
(とはいえ、全世代のiPadとPencilの頃よりも描写反応速度も解像度も格段にあがっているので、より一層身体的に扱えるようになっていることには驚いている。ProはAirの反応速度)
ツールと身体間のチューニングをしない代わりにアプリとのチューニングを必要とされる。脳内チューニングと言えばいいだろうか?!

脳内チューニング

脳内チューニングという意味では、私たちは既に慣れ親しんだツールがありますね。PC操作に必要なマウスとキーボード。
デスクトップでもノートでも一度使い始めたらどんどん慣れていき、快適な入力環境になっていきますね。その慣れの中で無意識にチューニングをしているんです。PCの設定でマウスの動くスピードを変化させたりできますが、一度決まったセッティングに対して脳内チューニングを行っている。
ただ、マウスとキーボードはどんなアプリでも同じ結果が導かれる。
Aと打ったら、Aだし。マウスを1センチ動かせばモニター上ではいつも同じだけの距離をカーソルが移動する。

Apple Pencilの場合、できることが多いだけにチューニングすることが多い!
唯一の物性でありながら、多種多様なアウトプットができる。
単にアプリを使いこなせていない。といえば、その通り!!

今年は、アナログペンたちとの1対1の関係を楽しみつつ、
脳内チューニングのトレーニングもやってみたいと思います。



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