インターネット上の「善きつながり」を復活させたい。

最近、「顔」のある他者と継続的に向き合いながら、付き合い続けていくことの重要性についてよく考えています。

それは先日書いた以下の記事でも語った通り。

いま、ネット上でも「コミュニティ」自体に光が当たりつつあって「顔」のあるひとりひとりの他者と、フォロー・フォロワーの関係ではなく、常に立場が入れ替わるような形で対等な立場で継続的に向き合うこと、そちらに風向きがシフトしつつある。

じゃあ、これって一体どういうことなんだろう?と。

僕自身もその方向性のほうが正しいと感じていて、コミュニティ運営をしてきたのだけれど、なぜ僕はここに価値を感じ始めているのだろうか?

そんなことを漠然と考えていたときに、東畑開人さんの『聞く技術 聞いてもらう技術』という本の中に、とてもハッとするお話が書かれてありました。

東畑開人さんは、不登校になり孤立している子どもと「善きつながり」を復活させようとする時に、一番大事なものは「時間」だと語ります。

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