Voicyに対するネガティブ・フィードバックに思うこと。

最近、なぜか突然始まったVoicyのネガティブ・フィードバック祭り。

ネガティブフィードバックの主張は、主に2点あるのかなあと思いました。

・突如始まったボイスドラマのイラストの雰囲気が気に食わない。
・ホーム画面のリコメンド欄がほとんど機能していない。

どちらも、自分自身がユーザーとして、たしかにおっしゃるとおりだなとも思いつつ、ここに来て一気に配信者側からも不満が噴出してきたのは、また別の要因があるのかもなあと思っています。

具体的には、主にインターネット上のマーケティングなどを強みとしていたビジネス界隈のひとたちが、時代の変化と共に、新規の顧客を取れなくなってきたというのはかなり大きいと思います。

上り調子のときは、イケイケドンドンで小さなことは誰も気にしない。一方で、下り調子のときは、外部的な要因に、その下がり調子の原因を求めたくなってしまう。

日本の経済の問題なんかとその構造は全く一緒だなあと思います。私は一切悪くはないのに、プラットフォーム(国で言えば国家行政)がうまくやってくれないから悪いのだ、と。

時代やトレンドの変化なんだから仕方ないと思うけれども、あまりそうとは考えない。

「同じ方法で過去にうまくいっていたんだから、これからも同じようにうまく行かないのはおかしい!」という無意識の思い込みみたいなものが、そこにはあるのでしょうね。

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さて、ここからが今日の本題なんですが、一通り主要な意見を見聞きして改めて思ったのは、現代社会には「自分に関係ないものは、一切観たくない」と願うひとたちが一気に増えたんだろうなあということです。

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Voicyにて毎日配信している「鳥井弘文の旅と読書とweb3」のテキスト版になります。 https://voicy.jp/channel…

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