よそよそしくて、一見仲悪そうなところがこのコミュニティの魅力。

先日、Wasei Salon内限定で配信されていたコミュニティラジオの中で、メンバーのヒロさんが語られていた「Wasei Salonに入ったとき、みなさん同士が、よそよそしくてビックリした。最初は仲悪いのかなと思った」というような話が、笑い話のように語られていて、とても強く印象に残っています。

このお話は、一般的にはネガティブに捉えられてしまいそうな話だけれども、僕は最高に嬉しい褒め言葉だなあと思いながら、聴いていました。

このコミュニティの中でつくりたかった世界観がまたひとつ結実していると実感することができて、本当に心の底から嬉しかったです。

この「よそよそしさ」や、一見すると「仲悪い」のかなと思わせられるところが、このWasei Salonというオンラインコミュニティのひとつの大きな魅力だとも思っています。

よそよそしいからこそ、常に開かれて風通しのいい空間になっている。

そして、誰もが新たに入ってこられる余白みたいなものが、常にそこに存在しているんだろうなあと。

今日はそんなお話を少しだけ。きっとコミュニティを運営されている方には、何かしらのヒントが得られる話になるかと思います。

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この点、一般的には「馴れ馴れしく、仲良さそう」ということが、コミュニティに求められている”正しい”あり方なのだと思います。

でも僕は、そのお互いの関係性を常に確認し合う感じ、(そしてときに監視し合う感じ)が、どうしても苦手なのです。あまり好きにはなれない。

「それは、あくまで表面的な話であって、本当の目的はそこではないだろう」と常に思ってしまうんですよね。

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Voicyにて毎日配信している「鳥井弘文の旅と読書とweb3」のテキスト版になります。 https://voicy.jp/channel…

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