なぜ寄付型を採用し、NFTは活用しなかったのか。

昨日もお伝えした通り、Wasei Salon内で「ドネーション(寄付型)プラン」の新しい取り組みを始めました。

おかげさまで、既にたくさんのメンバーの方々からご支援をいただいていて、本当にこの手法を採用してみてよかったなあと、一安心しています。

これで、これから更に新たなチャレンジや実験に果敢に取り組んで行くことができそうです。

さて、今回この寄付型のプランを始める際に、もちろんNFT(SBT)の活用も、同時に検討はしていたのですが、ここから必ずNFTは普及していくものだからこそ、特に今このタイミング焦る必要もないなあと思って採用を見送りました。

今日はそんなお話を少しだけ語ってみようかなと。

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最近のWasei Salonには、Voicy経由で参加してくれているひとも増えているため、NFTの仕組みをすでに理解し、そのあたりのリテラシーが高いひとも多いです。

サロン内も、もともと賢いひとたちだらけでもあるため、しっかりと時間をかけてちゃんと手順を踏めば、NFTの普及も実現できなくもないだろうなあとは思いました。

ただ、そのNFTやweb3の文脈が社会的実装が完了するタイミングに、必ず必要になるはずの「文化」や「価値観」のほうを今から淡々と醸成していくほうが、いまは一番大事なポイントだと思っています。

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Voicyにて毎日配信している「鳥井弘文の旅と読書とweb3」のテキスト版になります。 https://voicy.jp/channel…

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