「正しい問い」を導き出すために、しっかりと時間をかけよう。
「もし、8時間で木を切り倒せと言われたら、私は7時間で斧の刃を研ぐことにあてる」
このエイブラハム・リンカーンの名言をどこかで聞いたことがあるという方は、非常に多いと思います。
僕も学生時代に法学部に通っていたとき、教授から聞かされた記憶があり「論文のテストにおいて、まずは構成をハッキリと定める、そしてその骨格が定まったところで、一気に書き始めることが大切だ」と教わりました。
1時間の論文のテストだった場合、最初の40分で構成を練りに練り、最後の最後の20分で一気に書くこと。
このように、最初から書き始めないことの重要性を、この言葉を通じて伝えられたように思います。
その後の人生においても、さまざまな書籍の中でこの文章を目にしてきました。
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で、このリンカーンの話って、人生という自分にとっての「一番大きな事業」においても、まったく同じことが言えると思うのですよね。
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