私とサッカー①
今回は、私がどのようにしてサッカーと出逢い、どのようなキャリアを歩んできたのかをまずは小学生から大学生まで振り返ってみようと思います。
少しでも私がどんな人物で、サッカーにどう向き合ってきたのかが分かってもらえると思います。
小学生
小学生になったばかりの頃、実はサッカーではなく野球に夢中でした。
学校が終わってから、近所のお兄ちゃんと野球をする。
そんな毎日で、小学3年生から入団することのできる野球チームでプレーするために練習をしていたくらいです。
しかし、小学3年生に上がる直前に、当時の野球チームの方針が変わり、入団は4年生からということになってしまいました。
たった1年待てば、念願の野球チームに入ることができたのですが、学校で仲の良かった友達が入っていたサッカークラブに誘われて、あっさり流されてしまったんです。(笑)
その頃は、サッカーなんて学校の休み時間に友達とするくらいで全くルールもわからないままサッカークラブに入ることになったのですが、そのサッカーがとんでもなく楽しいもので、熱中していくことになります。
サッカークラブに入団してからは、週3回の練習に行きながら、練習がない日もそれまでやっていた野球がサッカーに変わり、真っ暗になってボールが見えなくなるまでサッカーを楽しんでいました。
その後、家に帰っても父や妹を相手にふわふわのボールを家の中で蹴り続けて、今思うと、「よく両親は許してくれていたなぁ」なんて思います。(笑)
サッカーを始めたきっかけは、仲のいい友達がやってたからなんてよくありがちな話ですが、きっかけなんて本当に些細なことで、何でもいいと思います。
とにかくこの頃からサッカーに夢中でした。
小学校の頃のクラブは、県内どころか市内でも弱いチームで本当にたくさん負けていたことを覚えています。
チームの方針としてはサッカーを楽しむこと、基礎技術の向上、そして人間力を指導してくださる監督とコーチのもと育てていただきました。
その結果、最終学年でクラブ史上初の県大会に出場することができました。
中学生
小学校を卒業した後は、地元の中学に進学して、もちろんサッカー部に入部しました。
サッカー部は、小学生の頃のクラブとは変わって、市内ではかなり強いほうだったと思います。
試合でも勝利するほうが圧倒的に多かったのですが、
練習については、かなり過酷なものだったと思います。
1日オフなんて数えるくらいで、とにかく毎日サッカーみたいな中学時代を送りました。
そんな中学校のサッカー部でしたが、小学校のクラブからほとんどが変わらないメンバーだったため、上下関係もあまり感じることがなく、本当に仲のいいチームでした。
そんなチームだったからこそ、辛い練習も乗り越えることができたと思っています。
中学で試合に出場できるようになったのは、1年生の後半からでした。
しかし、身体の成長が遅かったこともあり、フィジカルでどうしても負けてしまったり、身体に筋肉がつかないことで思うようにプレーできないことばかりで、怪我が多くなりました。
それでも試合には出場させてもらっていましたが、自分の理想通りにプレーできないことや思春期ならではのイライラをサッカーにぶつけるようになっていました。
当時は大好きなはずのサッカーをするのが苦しくもあったし、正直嫌いにまでなっていたのかもしれません。
今でも振り返りたくもないようなそんな苦しい時間を過ごしていたと思います。
そんな自分を休みも取らず、指導をして、試合で起用し続けてくれた先生やコーチには本当に感謝しています。
そんな中学時代は、先生やコーチ、チームメイトに巡られながらも
怪我や思うようにいかないことがたくさんで、
サッカーをすることが辛く、苦しい時間の中で3年生最後の大会まで部活を続け、成績的には県大会出場くらいで中学を卒業しました。
その頃は、なんだかサッカーに対する想いや情熱を忘れていたような気持ちだったと思います。
高校生
高校は、住んでいた家からバスで通うことのできる高校に進学しました。
サッカーしかやってこなかった私は、なんとなく「サッカーをやるんだろうな。」くらいの気持ちで、サッカー部に入部することになります。
その高校のサッカー部は、部員100人を超えるくらいのチームでした。
しかし練習に行き始めてから1週間で
私は、練習に行かなくなりました。
部内には、100人を超える部員、自分よりも上手い選手がたくさんいるように思ってしまったこと、これまでの環境との違いにも耐えられなかったんだと思います。
精神的な弱さが出たこと、初めての環境に対する恐怖に逃げだすようにサッカー部を辞めました。
その頃は、自分にとってのサッカーが分からなかったし、サッカーが好きだという気持ちを忘れてしまっていたんだと思います。
だからこそ、部活を辞める時も
本当にサッカーができる環境がなくなってしまうことになんの躊躇もありませんでした。
だが、このサッカー部に所属しなかった3年間が私にとっての「サッカー」を絶対的なものにすることになった。
サッカー部を辞めてからは、とにかくこれまではなかった自由な時間がたくさんありました。
そんな時間の使い方は、とにかく友達と遊びました。
その時間は、サッカーのことなんて微塵も考えないくらいに楽しかったんだと思います。
しかし半年くらいの時間が過ぎて、遊んでいても何かが足りていないと感じることが多くなりました。
そんな日々が続くと、遊んでいても寝る時も学校にいる時間も不思議とサッカーのことを考えるようになっていました。
気が付くと、、、
自分の中で「サッカーがしたい」という想いが湧き上がってくるようなそんな感覚にとらわれた。
それからは学校が終わったら、友達や近所の小学生とボールを蹴ったり、社会人チーム、小学生の頃のサッカークラブ、中学校の部活に練習参加をさせてもらいながらサッカーを楽しみました。
毎日ボールを蹴ることが楽しみで、サッカーのことばかりを考えて、今日はどんな練習をしようか、今週末のサッカーの試合はどの試合を見ようかという感じでサッカーに夢中な自分がやっと戻ってきたようでした。
残りの高校生活は、友達と遊びながらもサッカーをすることのほうが多く、大学に進学して、またサッカーをすることを見据えていました。
途中ですが終わります(笑)
始めに小学生から大学生までのキャリアを振り返ることにしていたのですが、すでに2500文字を超えてしまっています。
気持ち込めすぎました(笑)
あまり長くなってもダラダラとなってしまいそうなので、ここで区切りたいと思います。
続きは、大学から社会人そして今の南紀オレンジサンライズFCに加入することになるまでを次のnote投稿で振り返りたいと思います。
ありがとうございました!