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「苦手なものと仲良くなること」ブレンドアロマとラベンダー効果

2018年10月。最近の秋は、数年前に比べ梅雨時のように湿気が高く感じられます。やっと涼しくなったとはいえ、どこか蒸し暑さを感じます。そんな時は、アロマで気分をリフレッシュしてはいかがでしょうか。

爽やかさを感じたい時は、レモンやライム、すっきりしたい時は、ペパーミントやユーカリなど、清潔感や落ち着きを選ぶなら、ラベンダーも効果的です。

一般的に好まれるラベンダーですが、この香りが苦手だという人も意外に多いようです。香りはその日の感じ方で印象が変わるものですが、ある日突然、以前はとても好きだった香りがそれほどに感じられなくなったり、癖が強く難解に感じられた香りが、急にお気に入りの香りに変わることがあります。

そのような感じ方の変化は、香りを2種類以上ブレンドする時に起きる化学変化が思いがけなくもたらすものだと思っています。精油は他の精油と混合すると元々の分子鎖がやぶれて、ほかの物質と結合し、全く新しい形態となるのだそうです。そして、混ぜ合わせたものは足し算の合計以上になり、ふたつとないものが出来上がるのだそうです。

新しい出会いが、個々の魅力を再発見することにつながるのでしょうか。

ラベンダーの性質は中庸的であるといわれ、どのようなものとでも合い、相手の個性をきわだたせます。そして、相手の強い個性に負けないバランス感覚も魅力だと思います。中庸であることは、控えめで消極的なのではなく、それ自体は積極的な個性なのだと思います。

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今回のブレンドは「ラベンダーが苦手という方への提案」です。もし、ラベンダー精油を使わずに持っていらっしゃるのなら、この機会に気に入ったブレンドを見つけてみてください。

左から、
「ラベンダー」/ ニールズヤード 
「レモン」/ ニールズヤード
「 シダーウッド」/ ロバートティスランド 
「クローブ」/ カリス成城

写真のように4種類のブレンドですが、「ラベンダー」とレモン(柑橘系)、「ラベンダー」とシダーウッド(樹木系)、「ラベンダー」とクローブ(スパイス系)の2種類のブレンドもお勧めです。

シダーウッドとクローブは「ベースノート」と呼ばれる、揮発速度が遅い精油です。クローブのスパイシーでフルーティーな香りが、クラスの後半になると部屋中に花のように広がりました。

「ラベンダー」
リラックス系のハーブの代表。緊張をほぐし、心を和らげます。幸せホルモン「セロトニン」を増加
⚫︎鎮静・鎮痛・鎮痙作用
⚫︎血圧降下作用
⚫︎呼吸器系の不調を改善
⚫︎安眠効果
⚫︎防虫殺虫作用

「レモン」
・原産地はインド
・十字軍がアラビア半島から持ち帰り、ヨーロッパに広めたと言われます。
・殺菌消毒作用、抗菌作用
・免疫活性作用
・解熱作用
・頭脳明晰作用
・ノルアドレナリンを増加させて、集中力を高め、頭をリフレッシュします。


「シダーウッド」
「シダー」はセム語で「霊的なパワー」の意味。
⚫︎精油は木部、おがくずから抽出。
⚫︎鎮静と緩和の作用
心を温め和を保ち、心配事と緊張を鎮める。
⚫︎抗感染作用、呼吸器系に効果。
●ヨガや瞑想、呼吸法に向いています。


「クローブ」
スパイスは果実であり、種子「シード」の仲間、次世代のパワーを持つハーブ。
⚫︎和名は「丁子」
⚫︎駆風健胃作用、消化促進作用
⚫︎呼吸器系疾患の緩和
⚫︎消毒殺菌作用、昆虫忌避作用




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