インカレの抱負　#18　前田和志

こんにちは。広島大学体育会フットサル部の前田和志です。

今の私はやっと再履と就活が終わってフットサルに本腰を入れていこうというところで、研究室が忙しくなりうんざりしています。昨日の前期報告会では、自分の報告書が未熟なもので教授４人に詰められ大炎上してしまいました。文武両道って本当に難しいなと実感しています。

さて、全国各地ではインカレの予選が行われています。順当に勝ち上がってきた大学や下馬評を覆しジャイアントキリングした大学など様々ありやっと大学フットサルが盛り上がるこの時期が来たなと感じています。私自身フットサル人生最後の大会ということでかなり気合が入っています。今までの大会を含めて一番楽しみです。

前回のインカレ全国大会では１回戦で残り１秒で追いつかれPK負けてしまいました。日常では何も考えずに過ごしている１秒がこんなに怖いものだと身をもって実感しました。残り数秒で逆転した瞬間に一回戦突破を確信したのですが、全国大会での一回戦突破は想像以上に難しいなと１年ぶりに再認識させられました。
　ですが岸和田の体育館はとても楽しかった記憶も多いです。みんなで大盛り上がりしながらアップした時間や立命館の応援団と一緒に応援した時間、強豪同士の試合をみて鳥肌が立ったり歓声を上げたりした時間は本当にお祭りのようでした。やはり最後は全国大会に行き、岸和田でプレーして引退したいです。もちろん、目標は全国大会に行くことではありません。全国大会で勝つことです。全国大会では本当にいけるとこまでいってやりたいと思います。後輩たちにフットサルの面白さを感じてもらって４年の最後のインカレまで続ける人が１人でも多くいてほしいです。（切実に笑）
そのためには中国大会は通過点であり、絶対に負けられません。
通過点である中国大会ですが、かなりの山場だとわかっています。
緊張で実力を発揮できないこともあると思います。（はるたかくんや悠大くんは試合の前日眠れてなかったそうですし。）雰囲気もアウェーで相手も気合が入っていていつも以上に手強く難しい試合になるかもしれません。


　昨年のインカレ中国大会は“圧倒する”ということを個人的な目標としてブログに掲げ大会に臨みました。決勝戦のスコアだけで見たら接戦かもしれませんが、雰囲気やチーム力全てを通して圧倒できていたと思います。また、個人的な「狙いすましたシュートを決める」という点に関しても、宣言通りのゴラッソをかますことができ満足です。（もしかしたらこのブログに書いたことは実現するかもしれません笑）

昨年の勝因としては、やはり先輩方の力が偉大だったと思います。悠大君は試合に出ていないのに誰よりも声をだしてチームを盛り上げていました。陸君は留学する前はとにかく怖くてともと一緒に愚痴っていたのに、４年になってからはチームの為に声を出したり体を張ったりしていてすごく尊敬しました。そんな先輩方に対し今年は退部者が続出し残った同期は、わがままな自分とめちゃくちゃ声が低いゴレと自信過剰で空回りして底辺ミスする主将と頼りないメンバーですが本番は全員が必死に個々の役割を全うすると思うので、後輩達、特に二年生以下はついてきてください。三年生は自由に頑張ってください。

　昨年に続いて、今年のインカレの個人的な目標は“魅了する”です。具体的に言うと、やっている自分たちはもちろん、観客も「楽しい」「面白い」と思ってもらえるフットサルをしたいです。昨年と比較して、個人の能力が高くなり、戦術の幅が広がったチームになったと思います。実際に、最近の練習では、下級生の底上げやエフドゥ組とだいきの練習復帰で練習のレベルが上がり、やっていてとても楽しいです。
今回の中国大会では全国大会で自分たちが感じたように、自分たちが楽しむだけでなく、他チームの選手や観客が盛り上がれるような試合をしていきたいです。

最後に中国大会を二日前にした自分の感情としてはめちゃくちゃ楽しみです。プレーはもちろんですが同期の横田を筆頭にしたアツくて渋い応援もすごい楽しみです。
また、自分たちの世代は高校時代コロナで総体が中止になり突然部活を引退することになりました。大学では最後までやりきれるという達成感と今回が中学三年ぶりの負けたら引退の大舞台ということでとてもワクワクしています。どれくらいワクワクかというと、昨年の決めたら全国が決まるPKの直前くらいワクワクです。強敵を前にした孫悟空くらいワクワクです。新たな冒険を前にしたルフィくらいワクワクです。


なぜ、こんなにワクワクで緊張していないのか。もしかしたら、筋肉のおかげかもしれません。新たな仲間である筋肉が自己肯定感を高めてくれているのかもしれません。


と冗談はさておき、中国大会で負けることは本当に考えていません。あと全国大会前ブログと引退ブログの二回は書くつもりでいます。感動的なブログは今後にとっておこうと思います。






中国大会優勝し、日本一獲りましょう

　明日のブログは竹中がアツくて面白いブログを書いてくれるそうなので楽しみですね!!!