梅雨どき
2年前
母はこんな梅雨入りした時くらいから肺に水が溜まりだし、医者から長く無いと宣告を受けた。
もうすぐ3回忌をする。
お葬式もコロナで家族だけのもので
今回もまた同じように自宅で行う。
まだ帰る実家がある。そのまま残してあり、整理はしているが、必要無くなったものも家が広いからそのままにしている。
わたしは独り身だし、両親の残した会社の社員でもあるので、この家に住んではいないが日中はほぼここで過ごす。
半世紀もここにいると色々あるもんだ。
母の実家だからね。
思い入れが沢山ある。
思いを引き継ぐ者としてわたしがいるんじゃないだけど、なんだかそう思い込んでるのはわたしみたいで、なかなか他所に行こうとしていなかった、というか、億劫になってるのかもしれない。
でも、もう今回を逃すとチャンスを失うことは容易にわかる。
梅雨の時期はいつも母を思い出す。
でも、あの病院の母ではなくて、
元氣だった、ハツラツと明るい咲顔の母を思い出してみよう。
もうすぐ3回忌。
みんなにわたしの気持ちを伝えて、引越し準備をしようと思う。
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