【LGBT+】恋愛偏差値が上がらない件

僕は昔から、

気になるひとからのLINEメッセージが、本当に気になりすぎて

返信が来ることが、何よりもの優先事項で

返事が来ないと寝れないし

結局いつも耐えきれなくなって、LINEブロックしてしまうバカ。

どうですか。ふと4コマ風に書いてみました笑

20代前半の頃は、すぐ人を好きになった。
外国人がとにかくカッコよく見えて、大阪のExplosionと言うゲイクラブで隔週開かれていた「Global Kiss(だっけな)」に毎回参加しては、
外国人を見つけては、得意の英語でナンパしていた。

でも僕が好きなる人たちは皆、所謂「王道タイプのイケメン」で、
たまに僕にも振り向いてくれるが、他に沢山気を持たせていた。

特に21歳の時にどハマりしていた、ニュージーランド人のBさま(仮称)は
トムクルーズのように高いお鼻と端正な顔立ちの白人さん。

僕はとてつもなく、恋いわずらっていた笑

彼は東京在住、僕は大阪。

院生でちょくちょくなんかの研究で関西に来ては、僕に会ってくれた。

そんな僕は、卒業間近の大学4年生。就活をしていた。

最初は「なんでもいいや。」と大手紳士服のアパレル会社に内定していた。
勤務地は徳島県と言われていた。

でも彼と出会って気持ちは高ぶり、内定は辞退。
「俺は東京に行って、彼に近づきたい。」と思った。

でも分かっていた。彼はとてつもない遊び人だと。

東京で仕事が決まるちょっと前、下見で新宿2丁目に遊びに行った。
土曜の夜9時過ぎ。めっちゃこれから盛り上がる時間帯。
道路まで人でいっぱいだった。

ローソンの前で友達とビールを飲んでいたら、
彼が景色に溶け込み、仲通りを通っていった。
その手は高校生か大学生かくらいの可愛い男の子の手と繋がっていた。

ショックだった。(分かってたけど笑)

外国人好きなゲイを、業界では「外専」と呼ぶ。
のちに外専のネットワークが広がり耳にしたのだが、
やはりBさまはプレイボーイだった。当時2丁目界隈で有名だったそう。

彼の家は、連日様々な可愛い子が行き交い、発展場と化していたとのこと笑

僕は、すっとLINEを開き、彼のアカウントをブロックした。
向こうから連絡も来てなかっただろうけど。

10年以上たった今でも、僕の恋愛偏差値はあまり変わっていない。

僕が好きになるひとは、周りの結構な人が同じく恋してる。
僕はその競争に勝てないし、十分にアピールできずにいつも終わる。

空気読んで、考えすぎて、辛くなるから、見ないためにLINEブロック。
めっちゃ自己中心的だが、それも防衛本能だった。

ゆっくりゆっくり関係を築いていくのが、すごく苦手で
好きだからとりあえず付き合ってしまいたい。
そのあと合うかどうか考えたい。と思う傾向がある。

第１印象と少しの会話で、僕は自分が相手に興味があるかすぐわかる。
でも相手は時間をかけて様子を見たい。だから始まらない。

そんなことを繰り返していくうちに、
最近ではそもそも付き合えると思わなくなっている。
僕が好きになる人は、付き合えない人だし、好きになると自分が辛いから。

もう5年以上恋人はいないが、これを話すと
「えー！じゃあ欠陥ありなの？」と聞かれる。

その通りだ。難ありだと思う笑

でも恋人は欲しい。(結局笑)
だから、頑張る。

メッセージで趣味聞いて、おはようとか言って、
映画見に言って、ご飯食べる。

デートを数回するまでHはしない。これすごく大事らしい。

あとは時間に身をまかせる。よし完璧。

イメトレだけ、いつも上手くいく笑
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