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【ゲイ失恋】台湾人の彼との話(一)

※本内容に関しては、プライベートかつ、ゲイ失恋と
ニッチな内容を綴る関係で、読みたい方だけ購入いただけたらと思います。

僕個人としては、あまり良い思い出ではありませんが、異国の地でのいい経験。
もし、同じゲイの方で失恋を経験された方に共感いただければと思い綴ります。


僕は台湾に5年半住む中で、いくつか好きになった人がいた。
もちろん、相手は全て台湾人。
比較的日本語話者が多いと言われるが、
その人たちは全く日本語が話せないので中国語でのやり取りをしていた。

まず最初に、僕の恋愛偏差値は低い。前提として、かなり低い。
年齢はもう30前半だが、恋愛観は幼く稚拙なところがあると自覚している。

中国語でのコミュニケーションが流暢か云々より、
そもそも恋愛対象となるゲイの人たちとのコミュニケーションが苦手だったりする。
例えば、アプリで初コンタクトであったとしても、
ニーハオ以降何を話していいかわからない。
というかアプリで「話したい」と思う人は基本
「良い体」、「イケメン」であるため、性欲が勝ってしまいがち。

なので、「やれるかやれないか」がTOPICの殆どを占める。

ほぼほぼ、お互い「イケる(タイプ)」であれば、そのままベッドイン。
イケなければ建前上の「また機会があれば」なんてやりとりすらなく、
連絡は途絶える。ゲイの世界ではよくあること。
多分それは、日本も台湾も同じ。

そんな環境の中、僕の台湾での恋は、
「やるだけじゃなく、遊びに行く機会」がある人の中から生まれる。

「は?ドユコト?」と言われそうだが、
僕にとって、遊びに行ける人は非常に貴重で、
例えば趣味とか食事で一緒に安心感(セロトニン)や刺激(ドーパミン)を感じられる人は、なかなかいない。

アプリで人と出会う便利な世の中、
なかなかそれ以外の機会でゲイと知り合い、お互いを理解し、
恋愛に発展する!という機会は僕には珍しかった。

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