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2021/10/30 世界各国でインフレ懸念、仮想通貨はどうなるのか?

現在、世界各国でデフレからインフレへの転換を迎えようとしています。コロナ禍から世界が脱却し、これまで抑えてきた経済活動が再開され、需要が一気に増加してきています。その結果、原油価格、人件費が上がりインフレとなりつつあります。

そうすると各国政府は、補助金の打ち切り、政策金利を上げるなどしてインフレ抑制に動きます。

ここにきて、需要がようやく拡大しているのに、景気を抑制する措置をとっちることは、個人的には残念ですが、仕方がない状況です。

ただこの需要の上がりっぱなでいきなりのインフレ対策をしなければならないということは、需要が落ち着くまでには時間がかかり、つまりある程度この流れは続くのではないかと思います。

インフレと通貨の関係

インフレとは物価上昇のことで、これは言い換えると通貨の価値が下がっていくということを意味します。これまではインフレではなくデフレ気味に出会ったため、比較的通貨の価値が上がっていたのですが、ここから逆転現象が起こってきます。

この際、一般的に金、銀、プラチナなどの希少価値のある金属などは価格上昇しています。一応これら金属の価値は変わらず、通貨の価値が下がっていくので、価格が上がっていくという説明がなされます。 実際に値動きを見ていると、それほどしっかりと連動しているという印象はないのですが、長期目線で見るとインフレで価値が上がっていく傾向があるのだと思います。

仮想通貨とインフレの関係

仮想通貨の特徴として、発行枚数が決まっている仮想通貨が多いので、このようなものは仮想通貨の価値は貴金属と同じように各国の通貨に比べて価値が上がっていくことが予想されます。特にBTCやETHなどはある程度認知度も上がり、仮想通貨の価値が認められてきていますので、今後信用低下による暴落も起こりにくくなってきていると思います。

一方で、様々な仮想通貨が日々生まれており、仮想通貨全体では価値の希釈化が起きる可能性があり、このようなケースでは仮想通貨市場全体では、過酷通貨のインフレ以上に値崩れを起こしていく可能性もあります。この点あまり言われていないので、今後仮想通貨マーケット全体の動きを見ていく必要があります。

インフレで仮想通貨の価値が必ずしも上がるとは言えないということを認識しておく必要があります。

一方で、仮想通貨は貴金属と違い、持っているだけではなくDeFiで運用することもできるので、保有しているだけで金利が発生し、資産運用ができるというメリットがあります。

一時期ほどの勢いがなくなりつつありますが、まだまだ年利50%以上で運用できるDex、通貨ペアがありますので、これらをうまく利用して運用益を上げていくことで、上記デメリットをうちけしていける可能性は十分あります。

さらに、仮想通貨は先日ETFが承認されたということでようやく一般的に認知されつつある状況ですので、新規参入者がまだまだ増えていき、マーケット全体で価格上昇が起きる可能性も持っています。

まとめ

これまでに述べてきたことをまとめて考えると、現在のインフレ傾向であること、貴金属などと比べてDeFiによる運用が可能であることと、仮想通貨がこれから一般化されていく今の状況においては、仮想通貨全体が上がっていく可能性が高いと思っています。

現在価格上昇傾向にありますので、エントリーポイントは慎重に、焦らずに決めていきましょう。

投資は自己責任です。上記内容を参考に、あくまでも自分の責任の下で投資判断を行ってください。

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