慎重に投資するなら国債は常に必要
危機の備えのための国債
長期分散投資をしていますが、国債という資産は常に必要だと考えています。理由は危機はいつ起こるかわからないからです。
国債は利子を受け取ったり、値上がり益を期待したり、国債自体で利益を出すという投資目的があります。
が、もっと重要な投資目的は、危機のときに上昇する、もしくは株は下落するけれど、国債は上昇するという、危機時の備えではないでしょうか。
国債より株への興味が強い
ただ国債に危機への備えの役割を意識して投資をするという空気は世の中にあまりないように感じます。
ネットを見ても株への投資は常に興味を持ちますが、国債への興味はあまりないのが事実です。
確かに株価は上昇しているときのほうが長いですし、資産を増やすのは株です。
長期でみると明らかに国債より、株のほうが儲かっています。
ただしそれは「長期」の話であって「短期」ではありません。過去の例を見ると、資産を短期間で急激に減らすのも株であるという事実もあります。
損をしないことは増やすことと同じくらい大事
投資で大事なのは損をしないことも非常に重要です。というのも株価が下がると資産は減るからです。減ることは、資産を増やすこととは逆のことです。
「そんな事はわかっている」ということですが、分かっていることと、実際にそのために行動を起こすことは全く違います。
減るということは非常に重要なことです。そしてそれを防ぐことも重要です。
具体的な資産を減らさない行動は、国債を持ったり、現金を多めにしたり、金をもったりということでしょう。減らさないために行動を起こすことが非常に大事だと考えています。