錯視から世の中を語る。
先日、目の悪い僕は目の錯覚で怖いモノを見てしまいました。
ここに載せると怖がりな人がいるから止めとくけど、写真も撮りました。
興味ある人は個人的に連絡ください。
そんな恐怖体験から、今日はちょっと面白いものを見てもらおうと思います。
下の図を見てると書いていないはずの逆三角形が見えてきませんか?
白い三角形が浮かび上がるけど、実際はそこに白い三角形は描かれていない。
これも見てほしい。
ジャストロー図形というものですが、Bの方が大きく見えませんか?
次は、エビングハウス錯視というもの。
この図なんて何回見ても真ん中のオレンジの◯が同じ大きさとは思えないよね?
どうですか?
人の目っていい加減だと思いませんか?
人の目、人の脳と言った方が正しいのかも知れませんが。
世の中で見えている物なんてそもそも、瞳孔から目に入った光が虹彩で調節されて、ピントを調節する水晶体で屈折、透明なゲル状の硝子体を通過して、網膜の黄斑に焦点を結び、その光が視神経を通じて信号として脳に伝達され、像として認識されただけのこと。
難しく書けばこんな感じだけど、要は光が目から入って脳で認識されただけの現象です。
僕らが正常だと思っている脳で、モノを見てもこれだけのいい加減な見え方をします。
僕らの日常で見ている世界を間違って捉えていない自信はありますか?
視覚だけでなく五感全てにおいてこの様な錯覚が存在します。
という事は・・・?
僕らの五感ってどこまでが現実をそのまま捉えているのか?
そもそも現実とは何か?
僕はこういう事を常に考えて楽しんじゃう性格なので、もうしばらくお付き合いくださいね。
化学というツールは人の生活を大きく変えました。
そして今や化学で全てを判断する時代になっています。
目の錯覚以外には、化学的に僕らの目で捉える事ができる可視光線は、下限は360-400 nm、上限は760-830 nmです。
それ以外の電磁波の波長は人の肉眼では捉える事ができません。
そこに確かに何かが存在していても見えないのです。
というか進化の過程で見える様になる必要がなかったのかもしれません。
例えば幽霊と言われる存在が不可視光線の波長で存在している場合には人には見る事ができないんです。
そこに存在していてもです。
人間の視覚が色を認識するのは、網膜の視細胞である錐体にある「ヨドプシン」と呼ばれるタンパク質の働きによって起こります。
人間の錐体は3種類、それぞれ青、緑、赤色の光を認識します。
この3種類の錐体によってすべての色を表現しています。
「光の3原色」は、この錐体の3種類の色なんですね。
この錐体は、夜行性哺乳類には2種類の錐体しかなく、夜に行動する進化を遂げたので必要なかったんでしょう。
ムクドリは4種類の錐体を持っていると言われています。
この世に生息している生き物は人間と違う色の世界が見えていることになりますよね。
僕らの見えている世界に他の動物にしか見えない色や、見えないモノがあるんです。
僕らが進化の過程で見ようとしなかったもの。
それは生きていく上で見る必要が無いと遺伝子が判断したものなのかもしれません。
化学が進歩して、僕らは一生懸命見えないモノを見ようとしています。
そして、そこに見えないモノの存在を知りました。
知った事で生きやすくなったことも、生きにくくなったことも。
化学は人を幸せにしているのか?
不幸にしているのか?
全てを化学の枠に当てはめている今の世の中は、科学という尺度でしか世の中を見ていないとても偏った視点なのかもしれない。
僕らの目が実はちゃんとしていないことに気がついた様に、化学もまた一部の偏った視点で真実を見ていない可能性があることを知った上で、上手に生かしていけたらいいなぁと思っています。
毎年、終戦記念日を迎えるとTVでは特番を組んで放送しています。
戦争も化学のもたらした悲劇です。
僕らは今一度自分達の身の丈に合った化学の利用を考えるべきです。
僕らの遺伝子が選択しなかった世界を一生懸命見ようとしている。
自然に生きていく上で本当は必要なかったのかもしれない世界です。
自然と共に生きる。
目に見えない微生物の数を数えて怯えない生活。
今日は目の錯覚からとてつもなく話が飛躍した一日でした。
ここまで読んでくれてる人がいるのかどうか分かんないけど、せっかく自分の目で世の中を見れてるんだからさ、その眼でしっかりと世の中見据えて人生楽しく生きようよ。
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