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メディアで紹介された”ケンチクのその後”が知りたい!

ものづくりにはPDCAというマネジメントがある。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)を繰り返すことによって、より品質を高める手法だ。

建築業界においては、書籍・ネット・SNSの建築メディアを見ていると、圧倒的に多いのは(当然だが)Do、つまり”完成したケンチク”の紹介だ。

次に多いのはPlan

そのケンチクをつくるにあたって、どんなプログラムがあり、それに対して設計としてどう対応したのかのプロセスを説明するものだ。

この2点はとても興味深いし、読んでも面白い。

ところがPlanDoに対して、「その後実際に使ってみたらどうだった?」というCheckについて述べているメディアはほとんど見当たらない。

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確かに”ケンチク”の批評記事はあるが、その多くは完成直後のものだ。
しかし”ケンチク”は完成して終わりではない。そこから始まるのだ。
住宅なら住み始めて、オフィスなら働き始めて、美術館なら展示して来場者が来て、初めて真価が問われるのだ。

実際の使われ方が設計者の狙い通りであったのか?
そうでないのならその要因は何か?
そもそものプログラム? プランニング? 設計? 施工? 使い方?
そういったことも知りたいし、知るべきであると思う。

「美しいケンチクできました」「このデザインの意図は◯◯です」だけでなく、施主(利用者)、設計者、施工者それぞれの立場からの”ケンチクのその後”を紹介してくれるメディアがあればいいなあ...。
(まあ現実には色々難しいことは承知しています)


● お詫び
「メディアの情報を元に、美しいケンチクの上っ面だけを見に行っているお前が言うな!」と言うご批判があれば、本当その通りです。
反省しています。

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