埋もれさせない歩み
アスファルトで固められた道や駐車場ばかりになってきたけど、たまに雑草あふれるような場所もまだまだ見かける。なかなか手入れが追いつかないのだろうなというその場所は、何もしなければただの空き地と同じように全面草に覆われているのかもしれない。
使われている道や駐車場は、人が通ったり、車が通る場所はどんどん地面が踏み固められ、通り道がはっきりとできあがっていく。そのときまわりの雑草などを手入れしていないところも多くて、その草の伸び具合と茶色く踏み固められて草の生えていない部分の差がとてもくっきりとしていることも多い。
でもきっとだれもそこを通らなくなると踏み固められた場所にはなかなか草が生えなくても、まわりから覆い隠して来たり、枯葉やどこからきたかわからないゴミなどに埋もれていくのかもしれない。
人が毎日通ることで道はでき、そしてその大事さをはっきりと明確にしてくれる。でも一度できた道も放置しておくと道はあれども忘れ去られる。
私が現在お声かけいただく分野のお仕事というのは、多くのみなさんが道になる場所を見つけ、声をあげ活動をすることで、踏み固められ道となった場所だなと思っている。でもこれだけ多くの情報あり出来事が起き、それが個人に流れ込んでくる時代だからこそ、だれから道の上を歩み続けないと、あっという間に埋もれてしまう。そんな時代だなと思います。
でもそのできた道のおかげで生活ができる人がいるからこそ、忘れさせないようにちゃんとその道を歩まないといけないし、埋もれないようにまわりの手入れも大事なのかなと思います。
先日した研修も多くの情報があふれました。ほんと今道を作る最中でもあり、みんなで何度も何度も行き来し固めていくことの大切さを感じつつ、早くみんなで通れるように整理や、まわりの雑草・雑音も整理していきたいなとも思います。