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玉置浩二ショーに出演しました
表題の通りです。昨晩、放送でした。
正直言うと、まだ怖くてしっかりオンエアーを見れてないんです。
あわあわしていた自分に恥ずかしさがあるのと、緊張で玉置さんの前で何をしゃべっていたか不安があって。緊張しているのがわかったんでしょうね、吉岡がいつも以上に僕に気を使ってくれて。フォローをたくさんしてくれて助かりました。
一応、テレビ番組だから、ちゃんとしなきゃみたいなスイッチは入っていたんですけれど、油断すると気持ちをもっていかれそうでやばかったですね。
「ありがとう」のフレーズを歌ってくださったシーンは放送されたと思うんですけれど、「青いなす畑」を玉置さんが歌ってくださったシーンなどはありましたでしょうか?(オンエア見れてなくて、怖い笑。)
あぶなく中学生の自分にタイムスリップして泣きそうでしたね。
いや、泣いてもいいんでしょうし、泣いたほうが(僕の顔がみっともないのは別にして)ドラマティックに見えるのかもしれないけれど、演出みたいに見えたら嫌だなと思って、変に意地をはってグッと普通の顔をしているようにしていました。
中学生時代、野球部の練習から帰ると、自室にこもって何時間も歌っていました。この楽譜をまさに抱えるようにして。あの日々の没頭というか、孤独感というか、それは僕の記憶のなかにだけにあって、大切なものです。
まさかこの楽譜を実際に本人の前に持っていって、サインしてもらって、歌ってもらうとは思っていなかったけど。(←実際にあったことを書くだけでなんと贅沢な!!)
あの14歳のときの気持ちに向き合わせてもらった時間でもありました。
↓むかし住んでいた実家の、自分の部屋にて。
朝起きたら、松井五郎さんからオンエアー見たよとご連絡いただいて、それも嬉しくて。奇跡みたいですよね。。
音楽の道でご飯が食べられるようになって「14歳の自分に見せてやりたい!」と思うときは、ありがたいことにたくさんあって、玉置さんとお話できたことも間違いなくそのうちの大きなひとつなわけですが、でも、教えなくてもいいかもなとも思いました。知らないほうが14歳の水野少年は、未来を食って、なんとか生きていけるでしょう。
14歳の自分から「もっと頑張れよ」と言われそうだから、これを励みに、もっと頑張ります。
玉置さん、ありがとうございました。
水野良樹
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