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そのことは金曜日に考えるから no.8
今週も、めでたく金曜日になりました。
毎週、金曜日に更新される水野良樹の長文コラム『そのことは金曜日に考えるから』。HIROBA公式マガジンをご購読頂くと、全文がお読み頂けます。
Spotifyで『そのことは金曜日に考えるから』プレイリストをつくりました。コラム内でセレクトした楽曲を、ここにリストアップしていきます。ぜひ金曜日の夜長のおともに。
Opening
ついにこの日が来た!と叫びたくなる、本当に”めでたく”という感じの1週間でありました。ご覧いただけましたでしょうかミュージックステーション。
HIROBA with 伊藤沙莉
ででーーん!と掲げたくなる心持ちです。HIROBA『OTOGIBANASHI』に収録されている「光る野原」(作詞:彩瀬まる、編曲:横山裕章)を伊藤沙莉さんが歌ってくださいました。この文章を書いているのは放送前なのでね。どうだったんだろう。もうすでに生放送をご覧になった、未来にいる皆さんに感想を伺いたいです。
テレビという開かれた場所で、伊藤沙莉さんの歌声が立ち上げる「光る野原」の世界。もし興味を持ってくださった方は、そのまま、彩瀬まるさんがこの歌詞とともに書き上げた小説「みちくさ」もぜひお読みください。
HIROBA『OTOGIBANASHI』は、創作が入り乱れる。
まるで、らせんのように絡みあっていく試みです。「光る野原」も双子みたいにして生まれた「みちくさ」という小説があって、あらためて小説の側からこちらを眺めてみると、違った感覚で伊藤沙莉さんの声を聴くことができると思います。
「むかし、ずいぶんむかしに好きだった相手が、近くで死んだようなので、見に行った」
そんな衝撃的な一文でスタートする、幻想的な物語。楽曲がまとっている空気と、物語から漂う空気とが頭のなかで混じり合ったとき、「ああ、そういう歌だったのか」と思われることもあるかもしれません。ぜひ、小説を読んで、”まだ出会っていない伊藤沙莉さんの声”に出会ってほしいです。
HIROBA『OTOGIBANASHI』
それが「光る野原」以外にも4作品。ぜんぶで5作品あります。どれも違う物語世界が用意されていますから、ぜひ覗いてみて頂きたいです。
ミュージックステーション。あの場に”慣れる”ということは絶対にないですが、さすがに新人の頃に比べれば、空気に飲まれるようなことは少なくなったと思います。でも今回は、いつもと違う心持ちですね。そわそわしてしまう。ピアノも何度も練習しちゃったりして。(繰り返しになりますが、生放送前にこの記事を書いています。どうだったんだろー。うまくいったかなー。そわそわ)
さぁ、考えていてもしょうがない。過去にいる僕からは放送後の未来にいる読者の皆さんに「頑張ってきます!」と伝えるしかないんですが、まぁ、文字通り頑張ってきます。本当の意味で頑張ってくれるのは伊藤沙莉さんですが!!伊藤さんに感謝、感謝、感謝…以後、繰り返し。
さぁ、前置きが長くなりました。
いつものように始めたいと思います。
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