自動車のタイヤ外幅(立駐にいれたい)
2024年5月末くらいに、とうとう我が家でも、自動車を買おうかという機運が高まり、検討することになった。
当時、車種はもちろん未定で、妻が運転できそうな車でなければいけないことが大前提であった。
探しに行くのが、6月に入ってからということになり、実際に見に行ってはみたものの、さらなる課題が発生した。
それは
自宅マンション屋内の可動式駐車場の、タイヤ外側の車体幅である。
かなりの難問だ。
中古車だけど、実際に見に行ってはみたものの、タイヤ外側幅の制約には、どうしても、引っかかるとしか思えない車ばかりである。
具体的な制限は、
タイヤ外寸:1640mm 以下
最近の車は、車幅が、1800mmも当たり前になっているのに、入るのか?買ってもないのに、試せないしと、あれこれ悩んだ。
どのような計算の仕方がよいかなど、chatGPTにも聞いてみても、結局実寸がわからなければ、どうにもならなかった。
管理人さんに、まずは、止める予定の位置の実寸を計測させてもらって、やはり注意書き通りであることに違いがないことを確認した。
次は、車の実寸だ。
測れど、測れど、どうやっても、1640mm 以下にはならんのだ。
改めて、管理人と話をしていると、レンタカーでも借りられれば、協力できますよ。と、思ってもみなかった一言が。
なるほど。
実は、このころ、妻がこれなら乗れそうというのが決まっており、まず、基準を定めようと、レンタカーを探した。
たまたまだが、輸入車が検討に入っており、そんな都合よくあるんかと思ってみたら、探してみたらあったのだ。
なんてこった。
実車をもって、駐車場に入ってみなければ、何も始まらなかったので、速攻予約して、自宅マンションまで乗ってきた。
購入前の車種で、レンタカーとはいえ、運転しやすくてびっくりだった。惚れてしまったのだ。
さて、管理人さん立ち合いのもと、実際に、入れてみる。
優しいことに、もう少し左、あと1センチくらいなどと、アドバイスをもらい、なんとか入れることができたのだ。
なんと。
私の中では、確定フラグがたって興奮状態。
とはいえ、取り急ぎ、入庫できたことの写真をぱしゃり。
気持ちはうはうはだった。
しかしながら、なぜはいったのか。
改めて、実際に入った車の計測方法を考えてみた。
自動車のトレッド(前、後ろ)おおむね、前が広いので、前を計測対象とし、具体例として、カタログ値では、1545mm だった。
次に必要なことは、ホイールの幅である。
カタログにタイヤサイズが記載されており、どのホイールがついているかによって、多少計算方法は変わってくる。
当方の具体例は、7.5J (1J = 24.5 mm)= 190.5 mm である。
メーカーサイトなどには、トレッド幅に、タイヤ幅(225/50R17)なら、225の 225mm を加えれば、タイヤ外側の車幅になるとあるが、これはどう転んでも異なる。
更に、具体的に必要な情報は、ホイールのインセットである。詳しくは、ネットで調べていただければと思います。
当方の具体例は、インセットが +50 mm である。
では、この情報から、どのように算出するかは次の通りだ。
わかりやすいかどうかは別として、上から順番に車の右側から左側へと、足し算をする表現とします。
①車体トレッド右から、ホイールインセットを考慮した外側の幅
( ホイール幅[190.5mm] ÷ 2 ) - 50 mm = 45.25 mm
②車体トレッド:1545 mm
③車体トレッド左から、ホイールインセットを考慮した外側の幅
( ホイール幅[190.5mm] ÷ 2 ) - 50 mm = 45.25 mm
上記の合計は、
45.25 mm × 2 + 1545 mm = 1635.5 mm
となる。
単語で式を構成すると、
( ホイール幅 ÷ 2 - ホイールインセット ) × 2 +車体トレッド
= タイヤ外側車幅
となる。
当然、理論値ではありますが、この車は、目視で見ても、確かに 10mm 程度の隙(非常に少ないが)を確認しており、おおむね、この論理値はおおむね正しいと考えている。もちろん、実寸で計測することが一番ではあるが…
マンション屋内駐車場の、タイヤ外側の車幅でお悩みの方の参考になればと思います。
我が家は、現在納車待ち状態です。子供も妻も、何気に楽しみのようで、私も楽しみでうれしい気持ちでいっぱいです。