治療家というお仕事の偉大さを最近痛感している

昨日はまたいい本との出会いがありました。

「猫背は治る!」(小池義孝)です。

僕は猫背というか、首が前に出ていて、それを直そうとするあまり、腰が反ってしまっていたのですが、直そう直そうとすればするほど、腰が反ってしまうことにずっと疑問を持っていました。その問題が解決しそうです。

ポイントは「足裏のどこに重心を置くか」でした。

それが分かってから、昨日は一日中それを意識して過ごしました。

劇的に体の使い方が変わります。

もはや別人のような体の使い方になるので、考え方まで変わりそうです。足裏のどこに重心を持って来ているかで性格さえも決まってしまうと思いました。

重心が前なら、猫背になるだけでなく、焦る気持ちが出やすいだろうし、首や肩が疲れやすいので、集中力も続きづらくなり、飽きっぽくなったりしそうです。

そして何よりすごかったのは、猫背の修正方法だけでなく、体幹を使って動くとはどういうことか、肩甲骨を動かせるようになるとどういうメリットがあるのか、よく言われる腸腰筋というインナーマッスルを使うとはどういうことかといった、自分がずっと気になっていたことに次々と解答をもらえたことです。

体幹の力を利用するとスピードとパワーが上がるとは知っていたものの、それを使う感覚というのが今まではさっぱり分かりませんでしたが、これで分かりました。

いい本を書いてくださった小池義孝さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

治療院の仕事で日々人の体と向かい合い、どうしたらこの状態を良くできるだろう?と自問し、自分の知識と経験を総動員していく治療家という仕事の偉大さを、最近とても痛感しています。

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