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すれ違う夫婦関係についての本を書こうかどうか迷っている

2024年を #自分の本をつくる 年にしようと決めて2ヶ月が経った。
まだ何も書いていない。テーマも決まっていない。

前回この話題で投稿してから1ヶ月が経ち、年もまたいだ。
2024年になった。
その間、相変わらず何をテーマに書こうか迷っていた。

以前の投稿を見ると、「消化することができた苦しかった過去について」をテーマにしようかと思っていたらしい。
しかし今はなんか違うなと思っている。
暗いし、書いていて楽しいとも思えなくなってきた。

年末に知人が毎年開いている餅つき会に参加した。
そこで出会った人が僕の運営している呼吸の家に来てくれた。
3人の娘さんを育てているママさんだ。
旦那さんもその少し前に来てくれていて、奥さんとの気持ちのすれ違いについて話していた。
奥さんも同じように旦那さんとの気持ちのすれ違いに悩んでいると話してくれた。

奥さんが言うには「呼吸の違い」があるらしい。
「他のことなら調整できそうだけど、呼吸の違いはどうにもならない」と言っていた。
「このまま歳を取っていくと思うと悲しくなる」とも言っていた。

呼吸の違いとは何かな?と思ったが、おそらくリズムのことだろうと推測した。
行動や思考のリズムが違うから、求めている時に求めているものが来ない。
ちょっとズレたタイミングで来る。
しかしその時にはもう求めていない。
そんな感じですれ違っているんじゃないかと思った。

内情を詳しく知ることはできないので、僕は自分の経験を話した。
参考になればいいなと思って。
どんな経験かざっくり言うとこんな感じだ。

娘が生まれてから僕らの夫婦関係は悪化した。
生まれるまでは仲が良かったのに、生まれてからは嘘のように崩壊した。
僕は定職を持たず、どうやって家族を養っていったらいいか分からなくて、必死で自分の天職を求めていた。
赤ちゃんの面倒も家事もできる限りやっていたつもりだったけど、自分の道を求めるあまり留守がちになった。
自分の天職を見つけることが家族の未来を作ると信じていた。

2歳の娘と奥さんを横浜のアパートに置いたまま、今住んでいる千葉県の内房に通うようになった。
週に4日は内房、3日は横浜という2拠点生活を半年ほど続けた。
育児に疲れていた奥さんの心はここで完全に僕から離れた。
娘にとっては大切なお父さんだから一緒にいるけど、大嫌いな男。
それが奥さんにとっての僕だった。

この家庭崩壊とも言えるような状態から、6年が経った今、我が家は家族仲良く暮らしている。
千葉県の内房に引っ越した6年前は地獄のような状態で、奥さんは僕の洗濯物だけ取り込まないし、ご飯も作らない。
会話もしないし目も合わさないという状態だった。
それが今ではウソのように回復した。

そこに至るまでの話を来てくれたママさんに話したら最後にこう言ってくれた。
「聞けてよかったです。もし本になっていたら励まされる人多いと思う」
「夫婦関係に関する本ってたくさん出ているけど、ほとんどは女性が書いたもので男性が書いたものが少ない」
「そんな中でこの話があったら目立つ存在になると思う」

「もしかしてこれか?俺が書くべき本は」と思った。
しかしまだ迷っている。
本にするような分量がない。
せいぜい冊子レベルだろう。

本当に読んだ人が励まされるのかも自信がない。
でも目の前にいたあのママさんは励まされたと言う。
冊子でもいいから書くべきな気はする。

本にしなくてもいいんじゃないだろうか。
まずはnoteで書いてみるだけでもいいんじゃないだろうか?
でもどんなふうに書いたらいいんだろう?

そんなことを思いながらグルグルしている。
グルグルしていてもしょうがないからnoteを書こうかなという気になってきた。
でも家庭の内情が表に出たらまずいんじゃない?という気もする。

背中を押して欲しいような背中を押して欲しくないような微妙なバランスでフラフラしている。
書くと決めれば進めるんだろうけど。


▽ 鋸山(千葉県)の麓で呼吸で体を整える場所を運営しています。
https://kokyunoie.com

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