冬の海でサーフィンなんてどうかしてるぜ
近くに住む陽気なイタリアンガイを乗っけてスパニッシュのカップルと俺の4人でボーンマスっていう海辺の街へドライブ。
雨が上がったカラフルなクリスマスマーケット、もみの木に飾られてるくす玉。
メリークリスマスまでもう少しの街。
ボーンマスビーチに来た。
夏場にはたくさんの人が訪れるらしく浜はしっかり整備されていた。
俺達は厚着してても寒いのに、平気で海に入ってサーフィンやってるサーファー。
どうかしてるぜ。
俺だったら、すぐに風邪ひくぜ。
俺はどこへ向かっていくのか。
向かった先には何があるのか誰も知らない。
漂流者、この時の俺だ。
フードを被ってボーっと海を眺めてる一人の男の背中とか、失ったものがありそうで好きだ。
もう二度と会うことは無いのかもしれない旅の中の一瞬の出来事。
新しい農場の朝。
草花に露が煌く朝日が昇る手前の空気が一番美味しい。
なかなか乾かない水溜まりに緑が生茂っている。
駐禁なんて切られない町。
「メロディーズフォーメモリーズ」ささやかな歌声。
誰かも誰かに会いたくて共鳴したいし、これまでも、これからもいろんなことがあったんだから忘れたくないんだ。
また会いたい。
そういう事だと思うんだよね。
外では雨が降ってる。
もうここにいても、ここで年越してもしょうがないかなって思って移動する事にした。
年末が近いし他にも移動して行く人も居たから園芸農場で働くみんなで小さなパーティーと食事会が開かれた。
楽しくてやっぱり旅に出て良かったなって思ったんだ。
海外の夜はいくらでも越えてる、そして時間が来る。
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