今ってやつに一生懸命でいてね
農場の街は暗くて妙に静かだった。
少ししたら、幸いにもアンドレアが現れて俺をシェアハウスまで送ってくれた。
初めて訪れる土地、それに加えて夜の中、僕はとても不安でアンドレアに話しかけるも何言ってんだかわからない状況。
それでも前に進むんだ。
恐いけど。
行かねばならない。
この時期この「ファーム」で起こった全ての事、共に過ごした仲間達。
日本を旅していた時に会った人たちが楽しそうに話していたことを経験できた。
今だにあれは夢だったんじゃないかって思える程、充実していた毎日だったんだ。
最初の週の日曜日、ヒデがゴールドコーストからやってきた。
ヒデもファームの仕事探していたから俺が呼び寄せた。
毎週土曜日、僕らはシェアハウスの庭でみんなでBBQをしながらお酒を飲んでカードゲームをやった。
日曜日は唯一の一日休みだったから、のんびりと気ままにヒデと街に出たりしながら過ごした。
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