赤ちゃんよりも大人の方が治療しやすい
頭の悩みで私の治療を受けに来院する患者さんの90%以上は成人している方です。中には70代の方もいらっしゃいます。
また、私のやり方に関していえば、小学校以上の年齢に達している患者さんの方が、会話のやりとりができるので治療はスムーズにでき、自力で頭の形をよくするセルフケアの指導もしやすくなります。
意外に思うかもしれませんが、いくら頭の形が柔らかいとはいえ、会話ができない赤ちゃんの方がやれることは少なく、難しいのが現状です。(赤ちゃんに対する治療は今後の研究課題です)
成人した後に絶壁やハチ張りになった人も多数いる
私の治療院には、成人した後の30代や40代になってから、「絶壁」や「ハチ張り」など、頭の形が気になって来院される患者さんも多くいます。
「いやいや。それって、ただその人が自分の頭の形のわるさに今まで気づいていなかっただけじゃないの?」
と、物心がついた時から頭の形で悩んでいた人は思うかもしれません。
しかし、成人してから「絶壁」や「ハチ張り」になった患者さんは、
「頭の形に違和感をおぼえる前の写真と見比べても、以前はそんなに形がわるくなかったんですよ」と皆口をそろえて言います。
6月に長崎から京都に三連泊して通院されていた馬場さんは、大人になってから頭の症状で悩まれていた患者さんの一人です。
長崎にお戻りになられた後にご感想をいただいたので、ぜひご覧ください。
頭の形は日々変わる
馬場さんの症例のように、頭の形は年齢を問わず変化するものです。
「骨の成長が完了した成人になってからでは、絶壁やハチ張りが治らないのでは・・・」
と思っている方もいらっしゃるでしょうが、骨は成長が終わってからも古い骨から新しい骨に毎日生まれ変わり、大人では3~5年で全身の骨が入れ替わると医学的にもいわれています。
また、これは私の経験から来ている持論ですが、頭の見た目は骨というよりもコリの影響が多大だと思っています。
だから、成長期が終わっているからといって、あきらめる前にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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