新型コロナについて知っておくべき情報とは?
あかとき庵の小松です。
通院している方々に「新型コロナ」についてヒアリングした結果、「暴露」と「感染」の違いなど、基礎的な感染症についての知識がないまま漠然と不安になっている人が多いのに驚きました。
そこで、
「新型コロナについて分かりやすくまとめた情報があれば嬉しい」とリクエストをいただいたので、お盆中に当院のメルマガで配信。
想像以上に好評だったので、noteでも書いておこうと思った次第です。
世にも奇妙な夏の光景
さて、暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
京都は毎年のごとく高温多湿な夏が到来。
そんな暑さの中でも街中はマスクをしている人が多く、タモリが出演していた「世にも奇妙な物語」の世界が現実の世界でも起こっているような異様な雰囲気が漂う夏だなと感じています。
私は自分の飛沫を撒き散らさないのであれば、炎天下の中でマスクをすることに対してかなり違和感と疑問を感じているのですが、
マスクをしていないと何だか非国民の様な視線を浴びている心境になる気持ちもわかるので複雑な思いです。
くれぐれも熱中症にはご注意くださいね。
知らない人が多い様ですが、厚生労働省の方からも以前より
「屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。」
という発表がありましたので、シェアしておきます。
「新しい生活様式における熱中症予防行動のポイント」
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PCR検査について知っておくべきポイント
連日のように報道されている感染者の増加で不安になっている人が多いようですが、検査をする割合が増えれば感染者が増えるのは当然のことで、死者数のデーターを見てみると5月のピーク以降は減少傾向。
私はそもそもテレビをあまり見ない人間ですが、感染者の増加ばかりを強調する報道の偏りには怒りを通り越して呆れています。
以前にもメルマガでご紹介しましたが、国内の新型コロナウイルスのデーターは東洋経済オンラインが分かりやすいのでリンクを紹介しておきます。
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他にも、Facebookで15,000以上シェアされた、PCR検査を仕事で使っている会社の社長さんの投稿がPCR検査についてユーモアを交えながら分かりやすく説明されていたので以下に引用しておきます。
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日本が完全にオカシイ。もうヤバイぐらいに変だ。
小池百合子女王の街・東京では連日数百人の「PCR陽性者」が発見されて、感染者が全国に広がっているような報道だが、チョイ待てや。
ウチは菌の専門企業なので昔から菌の種類を判別するのにしょっちゅうPCR検査を使ってきたし、PCRを普段から使う医療関係者なら知っている常識だが、あれは「感染者数」じゃなくて「陽性者数」だ。
いいか、ど素人のテレビコメンテーターども。
決して「感染者」ではない。あくまでも「陽性者」である。
その中には「感染」に至っていない「曝露者」が大勢いる。
コロナウィルスが細胞に侵入したら「感染」なのだが、その前に、ほとんどが自然免疫で処理されてしまう。更に「感染」しても普通はT細胞が細胞ごと破壊する。だから、ここまで「曝露者」と「感染者」の98%が「自然免疫」で片付いてしまう。
今の統計を正確に読み込むと分かるけど、「PCR陽性者」(曝露者+感染者)のうち約98%が、無症状か風邪程度で治っている。
国による違いがあるがコロナは「日本人の場合」、曝露力は強いが、感染力が弱いから、重症者も死亡者も大変少ない。
1、陽性反応者
単にウイルスが「曝露」(ばくろ・体の中に入る)しただけで、「感染」(細胞の中に入って増殖する)には至っていない人。
免疫にやっつけられて破壊されたウイルスの残骸が出てきただけの人
2、感染者
ウイルスが細胞内に侵入した人。無自覚、無症状多数。
3、患者
発症してる人。
そして死亡者は全然増えていない。
なのになんでこんなの国を挙げて第二波だの緊急事態宣言だのと騒いどるんだ?
なんでNHKも保健所までただの陽性者を「感染者」と呼んだり「患者」と呼んだりするんだ?
一体どうしてしまったのだ?日本は。
ノーベル賞の山中伸弥先生まで出てきて「厳重警戒」だの「元の生活にはもう戻れない」だのwithコロナだのアフターコロナの「時代」だの、なんかもう人生がめっちゃ変わるかのような報道合戦だが…山中先生…どうしちゃったの?
ワシ大ファンだったのに…。
コロナ、日本は絶対もうすぐ終わるぞ?
まるでマスコミが大騒ぎして煽って第二次世界大戦に突入していった頃の日本に戻ってないか?
日本人、テレビの見過ぎでバカになったのか?
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ここまで
https://www.facebook.com/plugins/post.php?href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2Fkeitaro.nomura%2Fposts%2F3266239780104333
より
日本では既に”集団免疫が達成”されている!?
すでにご存知の方も多いかもしれませんが、最後にご紹介したいのは京都大学大学院医学研究科特定教授の上久保靖彦先生の動画です。
上久保先生の研究発表を要約すると、日本人は早期の段階で新型コロナに感染しており集団免疫を獲得。それゆえに死者数が欧米に比べると圧倒的に少ないということです。
私自身の見解としても、去年の12月〜3月頃にかけて風邪症状が出ている人が多く、それは新型コロナに感染していたのではないのかと感じていました。
しかし私は公衆衛生学や感染症などの基礎医学を学んだ医療従事者といえども、専門的に研究をしているわけではないので、そのようなことを発信することは控えていました。
そんな折、上久保先生が理路整然と科学的にご説明していただけたので、改めて深く納得できた次第で感謝をしています。
上久保先生の発表をまだご覧になっていない方は、ぜひチェックしてみてください。
・特番『衝撃!日本では既に”集団免疫が達成”されている!?』ゲスト:京都大学大学院医学研究科特定教授 上久保靖彦氏(YouTube動画)
テキスト記事もプレジデントオンラインで読めます。
・世界がモヤモヤする「日本の奇蹟」を裏付ける"国民集団免疫説"…京大教授ら発表
以上、新型コロナについて参考になれば幸いです。
心身ともに息苦しい夏だと感じながら日々お過ごしの方が多いと思いますが、ご来院される際はホッと気持ちが安らぎ、心身ともに元気になっていただける様な時間を提供できれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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