マドリードの首絞め強盗の遭遇が今に繋がる?
記事に興味を持っていただき、ありがとうございます。
先週、私の治療院に
「キューバのハバナに住んでいるJoseという治療家が日本の手技療法に興味を持っているので、紹介してもいいですか?」
という電話がありました。
電話をかけてきた方は森脇さんという治療家。
森脇さんは12年前に私がスペインのマドリードにある日西指圧学院と指圧治療院を訪問した時にお世話になった方で、当時は学院長の小野田茂先生のもとでスタッフとして働いていました。
(当時の小野田先生)
森脇さんは京都出身の方で、私がスペインに行った翌年に帰国。
職場は私の治療院から目と鼻の先にある祇園エリアですぐにでも再会できるような場所にいらっしゃったのですが、
一度だけ森脇さんが往診に向かう途中で偶然見かけて、挨拶をするぐらいの会話で終わったのでした。
(森脇さんは現在、痛みの治療院 サラヴァ! を京都で開業)
そして今回の電話がキッカケで、
「ゆっくり会って話しましょう!」
というということになり、昨夜は私の治療院でたくさん話をしました。
人生はどう展開するかわからない
森脇さんは1年間の世界一周旅をしていたことがあって、インドのダラムサラで整体の施術をして食いつないでいたことがあります。
私もインドのリシケシという町のストリートで15年前に整体の施術をして生活をしていたので、インド話でも盛り上がりました。
さて、森脇さんがマドリードの指圧治療院でスタッフをするようになったキッカケは、マドリードの路上で首絞め強盗に襲われ一文無しになった出来事だったのでした。
泣く泣く転がり込んだマドリードにある日本人宿で運良く小野田先生の『日西指圧学院』を紹介してもらい、学長にお願いをしてスタッフになったのだそうです。
そう考えると、森脇さんが首絞め強盗に襲われなければ小野田先生との出会いも昨夜の再会もなかったわけです。
人生とは何がどう展開していくのかわからない面白さがありますね。
(写真の本は小野田先生のご著書です)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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