今更noteを始めてみた。
その存在を知って何年経っただろうか。
何でも他人より早く始めては、その利便性や有用性について声高に発し、
人より優位に立とうとする愚の骨頂こそ自分だと思っているが
実は、このnoteだけは完全に出遅れた。
たったそれだけの理由で今日に至るまで、アカウントの作成すら避けてきたのだが
ここ数か月のうちに、過去にない程に他人のnoteを読んでいるという事実にも気づいていた。
つい先週のClubhouseの大規模な拡大によって(今回はブームにいち早く乗れた)僕も沢山の人と話し、沢山の人の話を聞き、沢山のことを考えるようになった。
時に清流のごとく、時に濁流のように自分の中で流れていく思考や、そこで得た気づき・知識を一過性のものにしておくのでは勿体ない。
それがようやく、この重い腰を上げた理由だ。
さて、急に話は変わる(ようで変わらない)が、
マーケティングの言葉で「イノベーター理論」というものがある。
1. Innovators:革新者
2. Early Adopters:初期採用層
3. Early Majority:前期追随層
4. Late Majority:後期追随層
5. Laggards:遅滞層
これはマーケティング界隈だけでなく、個人単位での新しいものへの態度を語る上でもよく例に出されるものだが...
まさに先日Clubhouseで
「【音楽×ビジネス】~YouTubeへの参戦ってもう遅い?~」
というルームで錚々たる音楽家の方たちとディスカッションさせて頂いた時
そもそも、自分が(あるいは他者が)どれに分類されるかは、
点ではなく時系列で見ないと分からない
ということを思い、発言させて頂いた。
音楽家のYouTube参入は、その他のジャンル同様、凄まじく
既にレッドオーシャンと言われている。
では、今YouTubeを始める人は「イノベーター理論」でいうところのLaggardなのか?
僕の答えは否だ。
まだインターネットが登場して20~30年、
YouTubeが広く普及し、テレビを越える存在になって数年。
この先数十年経った時、我々は間違いなく Innovatorsになり得る存在であり
そう成るためには、「始めること」と「継続すること」しかない。
現在は数万人の登録者がいる、10年前にYouTubeを始めたAさんも当時
「YouTubeなんて飽和状態でしょ?」と周りにバカにされたと言う。
未来で笑えるのは未来を創れる者だけだと信じている。
noteも始めることはできた。継続できるかはこれからの自分次第か。
肩ひじ張らずに、やっていこうと思う。
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