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挨拶

日常に思うこと

 あいさつは漢字にすると、「挨拶」です。この漢字は、私は小学生の時に覚えたのです。それは、特に漢字が好きだとか漢字に強いというわけではありませんでした。私は、小学校の低学年から柔道と剣道を習っていました。柔道や剣道は武道です。すべては礼に始まり礼に終わります。稽古を始める前に、正座をして両手をついて挨拶をします。その時によく言われた言葉が、「あいさつはむやくた(ム矢く多)にしてはいけません。両手をしっかりつけてあいさつしなさい。挨拶という漢字には手へんが二つ必要なんだよ」と教わりました。
 この一言で、挨拶という漢字は頭にすーっと入ってきて今に至っています。
 前置きが長くなりましたが、あいさつは日常の中で一体どのような役割をしているのでしょう。あくまでも儀礼的なものであることは明確なのですが、リーダーはしっかりとしたあいさつをします。目を見て姿勢をただし、つま先を相手に向けてちゃんと聞こえる声であいさつをされています。綺麗なあいさつは気持ちがいいものです。特に日本人は挨拶に重きを置いています。海外に行くと挨拶の種類が全然違うことに気づかれる人も多いと思います。
 日本という国の素晴らしい伝統を守りつつ日常を過ごしていきたいと思うこの頃です。

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