マネーフォワードのPdM All-Handsを運営して参加してみた
はじめに
こんにちは。マネーフォワードの上野です。
これはマネーフォワードに所属する60人強のPdMが参加する総会イベントのレポート記事です。
多くのプロダクトを持つ会社ゆえにPdMを担う人数も多いというわけです。これだけ多くのPdMがいるので、関係を深めてお互いを高めましょう!といった目的でこういったイベントを開催しています。
今回、私はPdMの一人としてこのイベントの運営を担当しつつ参加しましたので、その内容を二つの目線でお送りします。マネーフォワードの社内の空気感や、PdMをやっている人々の雰囲気が少しでも伝わればいいなと思っています。
おおまかにどんなイベント?
イベントの概要については、PdMをまとめる組織であるプロダクトマネジメント室の室長である広瀬さんが記事を書いてくれているので、そちらに説明を譲っておきます。
こんなイベント内容でした
最初は相互理解のためのゲームから
まずはコンセンサスゲームで合意形成のための議論を交わすことで価値観を合わせ、相互理解を深めるところからスタートです。
今回は「船長の決断」を使いました。
このゲームでは、議論を上手く進めるために各人に役割が与えられるのですが、さすがはPdM、皆ファシリテーションが上手いので役割はあまり関係なく話がスルスルと進んでしまいます。
職業柄でしょうか、合意形成をするために自然と前提や基準を置き、情報を整理しようという流れが当たりまえのように発生していました。そして話が変に発散しすぎずにまとまっていくことが印象的でした。
次にPdM Career Sessionで知見をもらう
続いてはゲストの方を呼び、プロダクト作りの知恵を話していただくPdM Career Sessionというコーナーです。
今回はAtlassianのSenior Principal Product ManagerであるJasonさんにオンラインで登場していただきました。
Jasonさんのこれまでのキャリアや、プロダクト作りのマインドなどを対話形式でたくさんお聞きしました。Jasonさんは多種多様なキャリアを経験されていて、その一つ一つが繋がりを持つことでプロダクト作りに良い影響を与えていると言われていました。印象的だったのは、プロジェクトの完了条件はリリースしたことではなくユーザーの満足を得られたかであるという定義だったり、自身が好むプロダクトはユーザーの心が踊るものである、といったユーザーを中心に置いた考え方でした。
PdM組織のキックオフで意識を合わせ
せっかくPdMが一同に介する機会ですから、PdM組織としてのキックオフも行います。
ここではマネーフォワードのPdM組織のこれまでの歩みを振り返りながら、来期からの取り組みについて説明がありました。ここ最近入社したメンバーも多いので、こうやって経緯も聞けることで先々のビジョンもより分かりやすくなるというものです。
また、会社全体のグローバル化の流れがPdM組織の取り組みにも大きく影響を与えていることを実感しました。
懇親会で交流を拡げよう
さて、本編は終わったのでここからは飲んで食べての懇親会です。気ままに話していくのでもよいのですが、懇親会でも関係を拡げるきっかけになればとチーム分けをしてペーパータワーゲームをやりました。
スライド一枚で説明できるような単純なゲームですが、皆真剣に取り組んでいました。適当にやっておこうという空気は無く、むしろ高さを計測する時にはしっかり測れよという強いプレッシャーを感じるくらいの本気度です。
懇親会は入社直後に参加すると話し相手が見つからずに戸惑ってしまうものですが、こういった企画があると話せる人が自然とできるのでそんな点もとてもありがたいと感じます。
運営をするPdMたち
こんな総会イベントだったわけですが、イベント自体の運営もPdMメンバーで行います。私自身が入社して日が浅いので、関係性を拡げたいなと思い運営メンバーが募集された時に手を上げてみました。
イベントの準備においては、何かを決定する際の意思決定が早いですし、隙間に落ちて取りこぼした作業があると誰かが自然と拾いにいくような動きもありました。運営においてもPdMという職種の特徴が色濃く出ていたように思います。
最後に
今回、PdM All-Handsでは目的としていた他のPdMとしっかり関係性を深められたと自分自身で感じることができました。普段、PdM同士は本当に関わりが無い人もいますが、その関わりは必要が無いなんてことはありません。
懇親会で話す中でも単純な知識を得られることもあれば気付きをもらうこともありました。自分も周りのPdMに良い影響を与えられるといいなあと思いながらイベントを終えたのでした。
こんなPdM同士が孤独にならずに和気あいあいとやっている職場に興味が湧いた方がいましたら、是非募集要項をチェックしてみてください!