見出し画像

リオ郊外、ファベーラでのカポエイラレッスン/ブラジル旅行記

リオ・ダス・ペドラス(石ころの川)という地区てで※メストランドジギーニョのレッスンがあるとのことで連れて行ってもらった。

リオ・ダス・ぺドラスは南米で3番目に大きなファベーラで2万人強が生活しているスラム街。

※柔道の帯のようにカポエイラも帯の色でその人の位置を示す。帯については先生のブログ参照


バスで会場へ。
普通に降りると「既にファベーラです。」
と言われ驚いた。

何が普通の街と違うのか全く分からない。
ファベーラといえば丘の上にあるものと思っていたし、このように平地にあるとは。
カメラは危険なので出せないが、唯一知らずに撮ってしまったバスからの写真はこちら。
ファベーラでカメラは完全NGでバレると、、、

普通のリオの街と変わらないように見える

「ここのファベーラはギャングでなく、マフィアが仕切っているリオでは珍しい場所です。」と先生。

よく分からないが、覚醒剤などは基本ギャングは御法度だが、マフィアは関係なしに流通させる。
マフィアは住民や商店から場所代などを取るがギャングはしないなどがギャングとマフィアの違いらしい。

ファベーラの中は自治ができていて、逆に中に入ればギャングやマフィア同士、もしくは警察との抗争がらない限り犯罪が起きづらいので安全らしい。
彼らギャングたちの自治なので犯罪を犯すと即粛清も当然とのことらしい。

にしても、本当に普通の街と変わらないように見える。先生と一緒じゃないと絶対無理。

道ゆく人はファベーラと認識しているので相応の行動をしているらしいのだが、旅行者はそんなこと分かる訳もなく迷い混むと大変。
リオはその点でとてもレベルが高い街だと思う。

メストランドジギーニョはこのファベーラで生まれ育ち、地元でカポエイラレッスンをしているそうだ。

レッスン会場

レッスンは流石超本番のレッスン。
皆異常に上手いし、全然ついて行けなかったけど感動した。
今まで動かしたこともないような部位が痛くなる。
「背中の解放」肩甲骨をゆるめリラックスする。
ブラジル人をはじめ南米の人たちはダンスもそうだけど基本動きが柔らかい。
それは先日見たチリのダンスクエカも然り、肩甲骨周りの柔らかさが、リラックスと滑らかな動きに繋がっている共通点。

が、理解していても実践は出来ない。
それもカポエイラ。
反復はんぷく!
カポエイラのしなやかな動きは一朝一夕でできるものではないけど、ゆっくり体に染み込ませたい。

リオ・ダス・ペドラスのレッスンにて
レッスン後は特にごはんがうまい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?