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祝!標高3400mのクスコで人生初高山病/ペルー旅行記

ブラジルのサンルイスから丸一日かけてサンパウロ、サンティアゴを経由しクスコへ到着。

サンティアゴからクスコの便は運良く窓側が当たりナスカ上空を飛行するため、あわよくば地上絵が見えるかと淡い期待。

窓側の席なのに窓がない

写真でお分かりいただけるか分からないが、LATAM航空の1番最後部の席は窓側なのに窓がない。
そんな事ある?
しかも後部は普通よりも狭く圧迫感しかない。
しかも隣になったのが巨大の男の人で、足がおさまらない。圧迫感の地獄。4時間流石に耐えられるか不安しかなかった。

結局地獄のような後部座席を見兼ね、CAさんのほうから巨大の漢を空いている他の座席にアサインした。ナスカの地上絵どころか精神を危うく病むところだった。

空いた真ん中の座席のおかげで、病む事なく無事にクスコに到着した。
街から平和が伝わってくる。
事前情報通り、空気が薄く少し歩くだけで息が切れる。

街の中心アルマス広場まで辿り着いたはいいが、泊まる宿がなんと坂の上。
たいして重くない荷物が異常に重たく感じる。

無事に宿に辿り着くと急に空腹が襲ってきた。
坂を降りるとクスコの美しい夜景が待っていた。

クスコの夜景

宿から1番近いレストランに入ると本当にたまたま日本人の方が経営しているPUCARAというお店だった。

日本語のメニューがあり驚いた。
長旅で何が軽いものをと思っていたが、咄嗟にカツカレーを頼んでしまい、調子が上がりビール2本も飲んでしまった。後に後悔することはこの時知る由もない。

咄嗟に頼んだカツカレー。
日本の味で本当に美味しい。
調子に乗ったぜ黒ビール
日本語のメニューに驚き

お腹もいっぱいになり、時間も遅くなったので早めに帰りその日は休む事にした。

ところが、、、

息が苦しくて眠れない。そしで強烈な頭痛と吐き気が絶え間なく襲ってくる。
自分は富士山に登っても問題なかったので大丈夫だろうと淡い期待をしていたが、高山病は平等に僕にも襲ってきた。

慌てて調べると高地に行く際は酒類は厳禁。
高山病に効くとされるコカの葉を食べたり、お茶にして飲むと良いと書いてある。
酒類を摂取したことを後悔しつつ、ホステルの受付にフリーで置いてあるコカの葉をお湯に入れ飲み、変わらないので結局そのままコカの葉を食べ続けた。

飲み続けたコカ茶

一向に回復せず、結局殆ど寝れず苦しい夜が明けた。
重い頭を引きずり、街まで降りて薬局へ。
「高山病で頭が痛いので薬ください」というと慣れたもので瞬時に薬がでてきた。

救世主
高山病の薬

やはり現地の薬はめちゃくちゃ効く。
飲んで数十分で頭痛、吐き気が回復し食欲が出てきた。高山病にはコカの葉と書いてあるが、効いた気がしない。

やっぱり結局化学薬品。
高山病になるかならないかなんて分からないのだから、日本からあれやこれやせずに現地に来てなったら薬局で現地の薬を貰って飲むのが1番良い気がする。
腹痛と同じで現地の薬が1番効く。

高山病になったら高山病の薬をしのごの言わずに飲めばいい。

今後一才役に立たなそうな経験ができた。

街の中心アルマス広場
変なマネキン1
変なマネキン2

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