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技術力よりも発信力・表現力が大切? 初ハッカソン参戦

ハッカソン初参戦

先日、リテールテックハッカソンに参戦して来ました!

プログラミングをやり始めたのが3週間前、手持ちの武器は非常に少ない状況の中ではあったものの、とりあえずやってみようと参戦。
先輩方から
「やったことないことをやろうとしたらうまくいかない可能性が極めて高い」
「動くコードを手元にストックしておくことが大切」
と聞いたので、とりあえずハッカソンの前日夜に今まで動かしたコードを復習。
あー、こんなのあったなと思いつつ、でもこれって9割9分9厘ChatGPTに書いてもらっているもので実際使えるのか?と不安を持ちつつ当日の朝を迎えました。

当時の心境


作ったもの

「どこ」で「何」を買った。 と送ると
①伝わるか伝わらないかぐらいに略された言葉にして返ってくる。

買った商品の画像を送ると
②100倍に拡大した画像が送られてくる。

まずはアイデアソンから

当日、まずはテーマを与えられました。

与えられたテーマは
休日の買い物を楽しくするプロトタイプ」

そこからいきなりGOではなく、最初に参加者のアイデアを集める「アイデアソン」から始まりました。

アイデアソンは
① 直近1年で買った生活必需品以外のものを羅列
② 社会人になるまでに好きだったもの羅列
③ ①②を並べて共通される面白さの共通項を抽出
④ ①②③を並べて思いつくアイデア
という流れで行いました。
実際出てきた一例としてはこんな感じです。
(一部抜粋、実際は150個ぐらい出てます)

まさにカオス

ソフトバンクの孫正義さんもアイデアノートと言って出てきた単語を書き留め、組み合わせてアイデア出しをしていると聞いたことがありますが、その場に集った多数の人でそれをやっていくようなイメージです。
自分では思いつかないようなアイデアがたくさん出て来て、純粋に楽しい時間でした。

色々とアイデアの種は出て来るものの、それと何かを結びつけるところまではなかなか繋がらず、そんなときにたまたま自分が
なんでもかっこよく3文字で表現してくれるLINEBot」
と思い付きで書いたときに、進行役の方に「これ面白そうですね」と言っていただけたこともあり、そこでほぼ方向性が固まりました。
ChatGPTを使ったLINEBotは一度作ったことがあったので、そのコードを流用すれば行けそうというイメージもありました。

ただ、それだけだとつまらないので、他の方が出されたアイデアの
「商品の1000000倍拡大した画像が表示される」
と組み合わせて実装を進めていくことにしました。
(ここの判断が後々失敗だったと反省)

いざ、実装スタート

なんでもかっこよく3文字で表現してくれるLINEBot」
はある程度道筋が見えていたので
「商品の1000000倍拡大した画像が表示される」
から着手。
ChatGPTに聞きながら進めていくもなかなかうまく進まず、というかもうChatGPTが言っている事がほとんど理解出来ないところまで来たので、運営室の技術メンターの方に相談

・送った画像を拡大して戻ってくるようにするのがはLINEだけでは恐らく完結しない
・他のサービスと連携させれば出来そうではあるが、発表までに残された時間でそれを実装するのはほぼ不可能
・一旦は発表用に予め拡大した画像をGyazoのサーバーにアップして、そこから取り出す形で進めてみては

とアドバイスをいただきました。

Gyazoの登録

今となって思い返すと登録自体はそんなに難い訳ではなかったのですが、とは言え初めて使うサービスの登録から進めたので、使い方含め、実装するまでにそれなりに時間がかかりました。
が、何とか形にするところまでは完成。

なんでもかっこよく3文字にしてくれるLINEBot着手

タレントのDAIGOさんのDAI語のような言葉が返ってくるものをイメージして進めていきましたが、ChatGPT3.5ではDAI語という単語そのものは理解できないようで、そのイメージ(概念)をうまくプロンプトに落とし込む(指示を出す)のに苦労しました。
進めていく中で全然指示を無視して返事が返ってくることもあったのですが、それはそれで面白かったので、結果そのときのプロンプトを採用する事にしました。


プレゼン用記事作成!

当日使った記事はこちら(上部の「作ったもの」と遷移先は同じです)

自分としてはやりたいと思っていたことは(実用面は無視して)最低限出来たし、動画も分かりやすく作れた(つもりだった)ので、結構いい感じじゃない?と思って発表に挑みました。

結果

参加者の投票結果を元に1位~3位
運営室側で決めた「審査員特別賞」
が表彰されるのですが、どこにも当てはまらず惨敗。。。
恐らくどこにもかすってもいなかったと思います。

振り返り

大きく分けて3つあります。

①出来るか分からない、やったことが無いことをやろうとしたこと

「やったことないことをやろうとしたらうまくいかない可能性が極めて高い」
「動くコードを手元にストックしておくことが大切」
と先輩方に聞いていたにも関わらず
・送った画像が拡大されて返ってくる
というやったことが無いことをやろうとしたこと。
結果、ここに結構時間を使ってしまったな。というのが反省点です。

②一日の短期決戦ハッカソンにおいては、出来ないと分かった時点で価値を最大化させるよう方向転換して出来る事に集中する。

今回はメンターの方に早めにアドバイスいただけたことで少ない出血で抑えられたと思いますが、同じような事が起こったときに、出来ないと分かった時点でどうすれば価値が最大化するかを考え、出来る事に集中するべきだったなと思います。
こちらは、1位を獲得された(おめでとうございます!)SATOMIさんの作品。

ただ単に返事が返ってくるのではなく、ひろ〇き風に返ってくるというアイデア、動画の魅せ方も本当に上手だなと思います。

返事が返ってくるところは技術的には僕が使ったものと近いと思います。

(後からであればなんとでも言えるのですが。。。)僕も、もっと返ってくる返事の内容とか、動画にこだわってより伝わりやすくした方が良かったと思います。

③プレゼンは事前準備が9割

今回、初めてProtoPediaで記事を作成しました。
用意されているフォーマットの順番に沿って作成したのですが、いざその記事を使ってプレゼンをしてみると、かなりやりにくかったです。
(他人の作ったパワポで発表しているような感覚でした)
振り返りの②にも繋がるのですが、自分に出来る事、具体的にはプレゼンのセルフロープレの時間も作れていなかったので、次回は時間を逆算し、プレゼンの準備をしっかりすることが大切だと感じました。

参加してみて

率直な感想としては、大変だったけど面白かった!です。
僕では絶対に思いつかないようなアイデアや、聞いたこともない技術もたくさん出てきました。
アイデアに関しては、今後の発送の材料になっていくと思いますし、技術についても、そういうものがあって、こんなことが出来るんだ。ということを知れたので今後の血肉にしていきたいですね。

全体を通して、反省点が多いですが「とりあえず動くものを作って発表する」というハッカソン前日に自分の中で立てた目標は達成できたところだけは、私は満足しております


ハッカソンに参加しながら雑に取ったメモたち


ハッカソン当日夜に録音した音声の振り返りです。
本記事での振り返りと違う部分もありますが雑多な感想を述べています。

技術的に参考になった発表①

yi-pedさん

送る内容によって分岐させていくのはやってみたいなと思いつつ出来ていなかった技術なので、コードを参考にさせてもらいたいと思います。

最終的に何曲かお勧めの曲が提案されて、そこからyoutubeに実際に遷移させる方法も参考になりました。

技術的に参考になった発表②

R19さん

「これここで買ってよかったな!」というリアルな口コミを電光掲示板に表示するシステム
というアイデアもそうですが、そのアイデアをこんな形で表現するという発想が僕では絶対に出てこない部分なのでそこも参考になりました。

技術的にもスプレッドシートやGASを使われていて、身近なサービスでも組み合わせることで面白い表現、挙動が出来るというところがすごく参考になりました。

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