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"HISTORY Of Fishmans"に行ってきた!

フィッシュマンズのワンマンライブを体験できるなんていつ以来?
自分的には1998年12月19日「男達の別れツアー」大阪心斎橋クラブクアトロ以来だから何と23年と2ヶ月前だ!。2019年の音泉魂は見ていたが再びワンマンが見れるなんて。本当に生きてて良かったと思えるのはこのことだ。
あの音圧と低音、最高のメンバーたちによる素晴らしいライブだった。

詳しく書くのにはもう少し時間がほしいがこのnoteを書き始めてよかったなあと思うところをメモ書きしたい。

佐藤君がいなくなってから初めての演奏だった「疲れない人」
中期フィッシュマンズの軽やかなポップファンク、「Oh!Mountain」ツアーの頃のFM802のライブ収録音源について過去に触れたがその時、放送で流れていたのも正に「疲れない人」だった。

軽妙でポップなメロディはこの時期の佐藤伸治ならではの味わい。ハカセの爽やかなキーボードも心を和ませてくれる。1992〜93年頃の佐藤君は結局、音源にはならなかったけどポップな曲をたくさん書いていたことを思い出す。

「救われる気持ち」も去年のネット配信ライブでも披露されていたけどこれも素晴らしい名曲バラード、マネジメントのりぼんの奥田社長が大好きだった曲だ。

そして欣ちゃんと譲君のソングライツ魂が炸裂した「Blue Summer」終わりのMCで譲くんが「It's Be Alright」をちょろっと弾いたのに続いてのフィッシュマンズ幻の名曲「Happy Man」のガチ演奏!Youtubeとかで聴ける初期のゴー・ゴー・パターンに近いバージョンで、譲君も「これは僕の前の先輩が弾いていたラインをコピーしました!」と言っていた。ギターチームはさすがにこの曲は知らなかったようだがハカセはちゃんと弾いていてさすがでした!「Happy Man」についてはこの記事に書いています。

欣ちゃんの構想が「ラママ期」「ソングライツ期」にまで及んでいるようなのでアーカイブ発掘あるかもしれません!

そんな楽しい事ばかりの[Day.1] 1991-1994だったがちゃんとした感想は後日書くとして最後にもう一つだけ。


ライブ中はフロア最後列のセンターゼロズレ(要はど真ん中、2010年代に学んだアイドル用語だ!)にいたが真後ろに手嶋悠貴監督がセンターカメラを撮影されていた事に気づき、終演後に図々しく挨拶させてもらった。「ラママの映像と山中湖レコーディングの様子を撮影したものです」と名乗り出ると「ああっ、あの映像を!とても大事な映像でした!握手させてください!」と言っていただいた。「こちらこそ、フィッシュマンズの歴史をまとめてくれて素晴らしい映画にしてくれてありがとうございました!」ととても緊張して握手したのがこの日の自分的ハイライトだった。この時、手嶋監督のおおらかで大きな包容力を感じられて、監督もフィッシュマンズの、佐藤伸治の不思議な力に引き寄せられた運命の人なのだろうなと思った。

最後まで読んでいただいたありがとうございました。個人的な昔話ばかりで恐縮ですが楽しんでいただけたら幸いです。記事を気に入っていただけたら「スキ」を押していただけるととても励みになります!