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絵本『サニー いのちの旅』出版まであと13日!

こんにちは!おおはしひろあきです!
11月19日に絵本『サニー いのちの旅』が幻冬舎から出版されます!
こちらのブログでは3年ほどかかった制作の裏側を振り返って書き綴っております。

ではいきます!
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いのちの花と太陽の国

今回はちょっとびっくりするかもしれないお話を書きます。


このお話は安易な気持ちで取り扱っては行けないものを取り扱っています(びっくり)

この物語でとても大切となってくるものです。

それはサブタイトルにある通り。

『いのち』

です。

これは絵本なので全ての事柄の表現を変換して描く、とは言ったものの、この『いのち』というものをいったいどのようにして表現すればいいのか?をとても考えました。


すみません。なんだか綺麗な書き方をしてしまいましたが、『いのち』が出てくる上で必ず出てくるもの

『死』

をどう表現していくか。

これをめちゃくちゃ悩みました。

絵本で『死』というワードを出しても良いものか。いや、それも表現を変えて作ろう!

ということで試行錯誤。

そこで出てきたものが『太陽の国』です。
あなたはいずれ太陽の国にいくことになります。というような書き方で。


しかし、そうすると太陽の国とは何か?という説明を入れなければなりません。

ただでさえ入れたいものがページ数に比べて溢れているのに説明入れるのはキツい。でも説明なしじゃわからないから説明入れて何かを省くか?

悩みます。

そしてその対象となるもの、『産まれくる命』は『いのちの花』というものを考えました。

赤ちゃんを産む=いのちの花を咲かせる

というように。


これもなんとなくニュアンスでは分かりそうなものの、やっぱりちょっと説明が必要になってくるし、わかりにくいと言えばわかりにくい。

ここをどうするか!?問題はもう少し後々までしばらく悩み続けることとなりました。

最終的に出した答えは

『いのち』も『死』も、その言葉をそのまま使う

でした。


やはりこの2つの究極なものを何かに変換しようなんて愚かでした。

何かに変換した時、どんなに意味が同じになるようにうまく変換できたとしても、

【重み】が同じにできませんでした。

軽くなってしまうのです。

なのでこの絵本には『死』という言葉が出てきます。そして『いのち』というものを題材に組み上げております。

あらかわいい絵柄とは裏腹に!どんなストーリーなの!?

ぜひご一読いただきたいです!


つづく


#サニーいのちの旅

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