騎馬パフォーマンスで気をつけてること
こんにちは!
Gocoo!馬の大橋です!!
新潟県上越市、『謙信公祭』が今年も無事に終了しました!
GOCOO HORSE VILLAGEのブログに動画を載せましたので映像で見たい方はこちらをぜひ!
毎年出演させていただいておりますが、やっぱり出演は楽しいです。
いや、誰の役に立つの!?
と言う話ですが、馬でパフォーマンスをする時に気をつけることは、
【人間編】
なるべく大きく刀を振ること。
馬がでっかくて走るだけで豪快なので、小さく振ると何をやってるのかわからない。
なるべく大きく、剣の残像が大きく残るように振ることがポイントです。
それを踏まえて今回の反省点の1番大きな点は、
『剣を振った後の時間』
でした。
剣を振ったあとすぐに次のモーションに入ってしまっているのですが、せっかくのショーなので、振り終わりの形をもっと見せた方が良かったと思います。
今回騎馬パフォーマンスが初めてのいくちゃんは、そこがバッチリ決まっていてカッコよかった!
さすが舞台経験が僕より200倍多いプロ(彼はすごいところでパフォーマーやってたんですよー!日本一のところですよ)
いつも練習しているわけではない、それが、こういうところで出ますね。反省!
【馬の操作編】
急発進!急停止!急カーブなどなどジェットコースターの謳い文句のような動きが多発するパフォーマンス。
目的は剣で相手と戦うことなので、馬の方に気を取られている場合ではありません。
なのでここは普段どれだけ馬に乗れるか!?
何も考えず馬を自分の足のように動かせるか!?
が大切なのですが、動きの中でひとつ僕の中で大きめのポイントがあります。
それは、
『リリースがあること』
です。
状況が状況なだけにある程度強めに合図を送らなければならないのですが、初速に合図を送り、動いてくれた瞬間リリースを入れています。
これによって、馬のストレスをなるべく減らしながら進むことができます。
ちょっとキツくてごめん。と思いつつ、ただある程度の機敏さもないと合戦再現の最中に『乗馬』になってしまう。
すごく恐ろしい言い方をすると、僕らがお客さんに見せるのは殺し合いなのです。
しかしそれを迫力を出しながらも安全にやる。というなんだか矛盾したお仕事です。
馬も、本番の空気感、人から注目されていると感じていることから、馬場とは一味違ったテンションになります。
それをなるべくなるべく普段のテンションにしながら動かす。
ここにレベルの差が出ます。
と、いうわけで、なぜか騎馬パフォーマンスをするときに気をつけること
という誰得!?なテーマでお届けしました!
役に立ちましたか?(たちません)
今日は久々に馬無しの出演のお仕事でした(今多分1番人気のやつ)
どんどん行きましょう!
本日のお写真は
さん撮影の写真でした!いつも素敵な写真をありがとうございます!
ではまた!