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人生100年時代、誰でもアーティストになれる

会社員辞めました

はじめまして。写真家の蓮見浩明(はすみひろあき)と申します。
国内外でファインアートフォトの作品を発表、販売しています。ついこの前まで普通の会社員でした。60~65歳の選択制定年制度の会社の従業員として勤務してきたのですが2022年3月、61歳で早期退職しました。勤続年数はなんと42年。給料も悪くないし、まだこの会社で働けるのですが「アーティストとしてもっと作品を創作したい!」との気持ちが大きくなり、運よく会社から早期退職制度が発表されると、数日、いや、1日…… 正直申しまして5分(笑)考えたあげく、退職の道を選んだのです。
このnoteではタイトル通り60歳からのアーティストへの道を日々のできごとを中心に書いて行こうと思います。たぶん失敗談が多くなると思います。でもそれが皆さんの人生を豊かにするヒントになれば嬉しく思います。
写真の技術論や機材評価などはあまり書かないと思います。これらについては多くの写真家やクリエイターの素晴らしい記事や動画を見ることができるので私の出番はないと思っています。
 

人生100年時代をどう生きる

人生100年時代と言われて久しいですが、私はどれくらい生きるのか分かりません。はっきり言えることは今元気に生きていると言うことだけです。私の両親も間もなく90歳になりますが、元気に農業をしながら生きていますので、それを見ていると私もそれくらいは生きる可能性があるかもしれません。その両親も農業を始めたのが65歳くらいからだったのです。それまでは会社員やパートの共働きで私たちを育ててくれました。そして自分の子供たちを育て上げると、好きなことを始めたのです。「野菜作り」という二つ目のライフスタイルを手に入れ活き活きと生きています。
さて日本人の7割は会社員と言われています。雇用期間が延長されてはいますが、多くの場合65歳でお役目御免なのです。さてそこから35年の人生をどう生きるかという大きな問題があるのです。
ただ私の場合「もう会社員はもうやりたくない」というのが本音でした。だったら一度の人生、好きなことで生きていこうと思ったのです。やってできないことはないとないと思ってます。
 

なぜ写真?

アーティストとは創造者、表現者です。そして、たくさんのジャンルがあります。絵画、彫刻、音楽、写真、空間アートなどなど。その中で私が選んだのは写真です。その写真の中でも「ファインアートフォト」(芸術写真)のアーティストをとしてと作品づくりを行っています。
写真の良いところはカメラのデジタル技術革新で、誰でも簡単にお安くちゃんとした写真が撮れるようになったということです。ピンボケ、露出の過不足、ブレなど心配することがほぼ無くなりました。ちょっと前までは適正なピント、露出、ブレ防止はプロの仕事だったのです。しかも機材は数百万円もかかりました。世の中の技術革新は難しいことを簡単するものなのです。絵を描いたことが無くても作品を作ることができるのです。しかも歳を取って体力が衰えても、スマホやカメラが持ててシャッターを押す力があれば100歳まで続けることもできるのです。要するに誰でも何歳からでもアーティストへと導く魔法の道具が今のカメラなのです。これを使わない手は無いのです。では「ファインアートフォト」と普通の写真の違いは何か? カメラが良くなってもプロ並みに撮影するのは大変なのでは? と思われますが、ファインアートフォトの世界の価値観はだいぶ違うのです。綺麗に撮れただけではあまり意味はありません。アーティストになるためにはそこをしっかり理解することが大切になります。また別の記事で考察して行きたいと思います。


いつ始める?

できれば準備は早めのほうが良いと思います。定年間際まで会社に人生を捧げるのも良いですが、ベテランになって自分で仕事もコントロールしたり責任を持たされたりしてくるわけですから、残業を減らすなどして余暇の時間を作り、例えば50歳からでもアーティストへの勉強を始めるのは大きなアドバンテージになると思います。私もファインアートフォトに取り組み始めたのが50歳くらいからでした。但し、何歳でも遅すぎることはないと思います。私の回りでも70歳を過ぎてからアーティストを目指している方もいますし、世界では珍しいことではないのです。
今後ランダムに記事を書いて行こうと思うのですが、これを読んでいる方が第2の人生を好きなことで生きる「アーティスト」になるためのヒントになれば嬉しく思います。


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蓮見浩明の【60歳からのアーティスト】
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