主体的45歳定年のすすめ
昨年(2021年9月)、サントリーホールディングスの新浪社長が、
「45歳定年制にして、個人は会社に頼らない仕組みが必要だ」
という発言をして、賛否両論、物議をかもしました。
私自身は賛成です。素直に「いいじゃない」と思ったものです。
それをさらにもう一歩進めて、
会社に言われるんじゃなくて、
自分から主体的に45歳定年になってみるのはどうだろう
そんなことを考えています。
一緒に考えましょう!💪
「そんなことを言うあなたは辞めるのですか?」
これを読んだみなさんから、まっ先にこんなつっこみをされると思います。
もちろん、辞めます
そもそも昨年に転職活動をしていたので、辞める気満々です。
その転職活動は、自分の価値観を満たすためだったのですが、結局、転職はできませんでした。
この転職活動を振り返ってわかったこと。それは、
辞めたいのは、今の会社ではない。
私が辞めたいのは、サラリーマンだった。
ということです。
私があーだこーだと言ったりやったりしたところで、その気のない人は変わらないし、組織なんて変わるわけもないのです。
だったら、自分が変わった方が早い。
価値観を満たす場は、自分でつくればいい。
昇格試験はお断り
中途とはいえ、年も年なんで流石に管理職クラスへの昇格試験の声がかかってしまいました。
「あ、私辞めるので」
とは言いませんが、そもそもメリットを感じないのできっぱりお断りしました。
日経でこんな記事がありました。
すごくしっくりしました。
私は無能でいたくない。「階段を上ると使えない人間になっていく恐怖」を少なからず感じています。いまでさえ感じるのでなおさらです。
すでに異世界転生している
唐突ですが、
流行りの「異世界転生モノ」が好きです。
「転スラ」「本好き」「このすば」「無職」「蜘蛛」「幼女」などなど
もし、45歳で異世界に行くとしたら、
自分には何ができるだろうか?何をやりたいだろうか?
では逆に、異世界人がこの日本に転生したら、どう思うでしょうか?
・材料は転がっている!
・何度でもやり直せる!
・失敗しても死にはしない!
・実験はいくらでもできる!
・やろうと思えばなんでもできる!
「なんてすばらしい世界なんだ!」と思うのではないでしょうか。
ここで、こんなふうに考えみたらどうでしょう?
自分はすでに異世界転生している
実は、私(あなた)はどうしようもない世界の住人で、この地球、この日本に転生してきたとしたら?
前世の自分は「おいおい、何やってんだよ。せっかくすばらしい世界に転生したのに!もったいない!」と思っているかもしれません。
変なたとえ話をしましたが、言いたいのはこういうことです。
やりたいことは、いまここでやればいい
40代定年は、いまにはじまったことではない
ちょうどいま、この本を読んでいます。
サブタイトルを見てください。
「生涯現役」40歳定年のススメ
注目すべきは、「高橋さん、パクっとるやん!」というところではなく、
この本が2016年3月に発行されているという点です。
そう、もう6年以上前から言われていることなのです。
ちなみに、本のタイトルどおり40歳ちょうどで定年になりましょうということではなく「40代で」という内容になっています。
この本は次回の投稿でアウトプットします。
準備期間をもうける
私、行動力はあまりないほうだと思っています。
でも、やると決めたらウズウズしてしまう。このウズウズ感好きです。
とはいえ、
いきなり会社を飛び出して起業するのはあまりにも危険です。うちは6人家族ですし、もしものとき頼れる親もいません。
・複業/副業で小さくはじめる
・準備期間を2~3年もうける
というのはよく聞く話で、私もそうしようと思います。今年43歳になるので、45歳定年と考えると、ちょうど2~3年の準備期間になるのです。
①妻を社長にして起業してみる
②学びを伝えてお金になるか試してみる
③株式投資で自分のスタイルを確立する
④その他、やりたいことを逆算して、いまやれることを進める
などが、私がいま考えていることです。
実際、以下のようなアウトプットは、未来から逆算してやれることをやりはじめていることなのです。
まとめ
2~3年の準備期間をもうけて、45歳で主体的に定年になります。
なんてことを言っておきながら、もっと早く辞めちゃうと噓つきになっちゃいますかね?(笑)
一度しかない人生。楽しもう。
この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?