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シナリオ//EXTREAMERS1.0 ファーストステージ/アイランド

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プロローグ#1

 夏の海、浜辺、
 遠くからナノが運転するバギーに乗った子供たちの大騒ぎの声、近づく。
  ダイ 「海だー!うわー!すっげー!でっけー!」
  あおい「うわー!うわー!きれいな海、泳ぎたーい、うわー波がきれい!」
  ゆい 「うきゃー!こんなきれいな海はじめてー!ゆいも泳ぐー!たのしー!」
  セイヤ「うわー!いい波だー!すっごいなここー!あ、あの波も!」
  まどか「海ー!きれいー!あー、あじさしーよね!」
  レオナ「すごーい!ひろいなー!」
  (など口々に同時に勝手に、)
 勢いよく砂地にバギー止まる。
  ナノ 「さあ!いいわよー!」
 きゃーきゃーいいながらみんな飛び出し波打ち際に走って行く。
  レオナ「うわ!みんな水着下に着てるー」
  みんな「うそー!レオナー、」(笑って走って行く)
  レオナ「そんなー」

 ナレーション(レオナ)
 「僕たちはいまパラレルワールドにいる。帰る方法はまだ見つからない」
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SE/瞬足C.I シャキーン!
テーマソング(ヤワラカナミライ)
 ナレーション(アキレス博士)
 「EXTREAMERSとは、アキレス瞬足計画のために全国から集められた小学生テスト    パイロットたちの総称である。三人一組、スリーマン=セルのチームになって、新しい瞬足のデータをサンプリングするために巨大なバーチャルフィールドマシンの中を走り、飛び、助け合い、駆け抜けてゆく。柔らかな未来に向かって、」
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タイトルコール(ナノ)
「瞬足/EXTREAMERS1.0/ファーストステージ/powerd by アキレス/瞬足」
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ストーリー#1/EXTREAMERS1.0/ファーストステージ


 ナレーション(レオナ)「はじめてダイとセイヤに出会ったのは3ヶ月まえ、EXTREAMERSに選ばれて最初のテストの時、ファーストステージ。」
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アキレス研究所内コントロールルーム
 ダイ 「俺、ダイ、サッカーが得意、キャプテンやってる。よろしくな!」
 セイヤ「セイヤです。僕は海のそばに住んでいて、子供の頃からやってるサーフィンが得意です、よろしく!」
 レオナ「レオナです。よろしくおねがいします。僕は、、コンピューターとか作ったりするのが好きなんです。」
 ダイ 「スッゲー!作れるんだ!すっげーな!おれ、そーゆーのはぜんぜんダメなんだー!あはは、とにかく、楽しくやろうぜ!なー!」
 ナノ博士「いいかな!3人、バーチャルフィールドマシンの中は、完璧に安全だから、思いっきり走り回って楽しんできて!」
オッケー!とかうっひょー!とか、行ってきまーす!とかいいながら、ハッチの中へ入ってゆく3人。
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アキレス研究所内コントロールルーム(活発に)
ナノ博士「パイロット、ゼロポイントでロック」
アキレス博士「シーン、ファーストステージ。イナンナをチェック!」
ナノ博士「イナンナは笑顔です。さあー、いくわよー!」

ナレーション(レオナ)「バーチャルフィールドマシンの中、薄暗いゼロポイントのポジションに僕たちは立った。すべての音が遠くなった、静寂、そして、風のうなりと光の模様がいっきに押し寄せてくる予感、、、、、床が突然消滅する。その瞬間、僕たちは高度1000mの空の中にいた、、」

ダイ「うお!?」
セイヤ「うあ!なんだこれ、、、、、うあー!聞いてねーよー!」
レオナ「落ちます!」
3人「うおあーーー!」
3人は、叫びながらダイブしている。

ナレーション(レオナ)「すごい!これがバーチャルフィールドマシンなんだ。海と空だけの青い空間を落ちてゆく、きらっ!と何かが、それは空中に浮かぶ大きな島、そしてそのまわりにはりめぐらされたキラキラした何か、そこへ向かって僕たちは落ちてゆく。その時、心のどこかでそこに着地する予感がする、瞬足がぎゅっと足首をさらに包み込む、トランスフォームだ!安心して着地できる感じ、がした」

キュキキーッ!と着地する。
ダイ「っと、ま、れえええー!」

ナレーション(レオナ)「回転しながら空中に浮かぶゆらゆら橋だ、勢いに乗っていっきに、次々飛び越えてゆかなくては、きっとアウトだ!、、走りながら角度が変わってゆく、次の橋へジャンプ!」

ダイ、セイヤ「レオナ!がんばれ!右!ジャンプ!」
レオナ「はあはあはあ!こわかったー!」
ダイ「こわいけど、おっもしれー!」
セイヤ「はあはあ!オレ高いとこダメなんだー!」
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風と水路のエリア
ナレーション(レオナ)「空のゲージを見ながら次のポイントをめざす、」

セイヤ「この水路、気味悪い」
ダイ 「でも、ここをまっすぐ行けばいいんだよな」
レオナ「そのはずです」
ダイ 「レオナって、そのリュックに何入ってるの?おもくねー?」
レオナ「あ、これですか?いろいろ大事なものが、コンピューターとか、、」
ダイ、セイヤ「えー!そんなの背負って走ってたんだー!なんでー?」
レオナ「いつもなんです、何かの時にと思って、、えへ、、」
セイヤ「あ、、、」

ナレーション(レオナ)「その時僕たちは10mぐらいの深さの水路の谷間を歩いていた。」

ダイ「何だ、あの緑のブクブクしたの」
セイヤ「キモい、、」

ナレーション(レオナ)「水路の奥とすべての排水口から緑色のドロドロブクブクヌルヌルのへんなものがどんどん出てきて、、、」

セイヤ「はしれー!」
レオナ「うおわー!」
ダイ 「うえー!やだー!あんなのにつかまりたくなーい!」
3人 「く、くるんじゃなかったー!」

ナレーション(レオナ)「水路の先は、行き止まりだった、ヌルヌルバブルはすぐ後ろまで来ている」

レオナ「でも、なんで逃げるんだろう」
セイヤ「キモいからー」
ダイ 「え?レオナ?」

ナレーション(レオナ)「僕は走るのをやめて、ヌルヌルバブルの方を向いた、巨大な生き物のように襲いかかってきた緑色のバブルは僕の目の前で止まった。」

レオナ「見ててください、ほら!」
セイヤ「うあ!」

ナレーション(レオナ)「僕が、ヌルヌルバブルに飛びかかると、ヌルヌルバブルは僕の体をしっかり受け止めた。柔らかくてとっても気持ちよかった」

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アキレス研究所内コントロールルーム
アキレス博士「ほほーう!」
ナノ博士  「やるわね、このチーム、イナンナも裏をかかれたわね!」
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ダイ、セイヤ「うおー!きもっちわりー!けどきもっちいー!」
レオナ「見かけで判断しちゃだめですよねー!」
三人「きゃははー!」
ナレーション(レオナ)「僕らはヌルヌルバブルにのって水路から地上にでた!えへ!」
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SE/瞬足C.I シャキーン!
テーマソング(シナヤカナグラビティ)
ナレーション(レオナ)「えへへ!レオナです、僕はあのときナノ博士の言った、バーチャルフィールドマシンの中は、完璧に安全だから、のひとことが気になったんだ。それなら、見た目はキモいヌルヌルバブルだけど僕たちを襲うことはないって思った。僕たちは見た目の気持ち悪さだけで逃げていたわけ、さあ、EXTREAMERSの冒険はまだまだつづくよ!またねー!」
SE/瞬足C.I シャキーン! アキレス!

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