宇宙の壁を、やってみた。
僕の住む街。千葉県八千代市には「オーエンス八千代市民ギャラリー」って施設があります。民間企業が指定管理者制度によって、専門的なアートの分野を行政から委託を受け運営しています。ローカルペーパーの記者でもある僕はこの施設の「ギャラリーサポーター制度」というものを取材を通じて知り、ぜひ参加したくなり、地元アートを盛り上げるボランティアに参加することになりました。
先輩諸氏はワークショップをギャラリー内で企画したり、ボランティアミッションでもきらりとひかる展示のアイディアを無償で提供したりと、本当に素敵な活動をなさっています。
まずは、サポーターになっての初仕事。図書館のガラスをアートで飾ろう!というもので、紙で作った桜のお花を作るミッションが与えられました。
結構な紙の量で、これが実際どういうふうに飾られるのか、意味がよくわからないまま、自分以外にも、なるべく頂いた紙は無駄にしたくなかったので、知人たち(主にふわいえメンバー)の力を借りてたくさんのお花を作り、ガラスに飾ることができました。設置が終わり日々図書館を訪れる子どもたちが好きな本の名前を書いた「木の葉」が増えていく「本の木」をみていると、子どもたちの知識に対する素直な探究心を感じられて清々しい気持ちになれました。
さて、第二弾はなんと「宇宙の壁画を創ろう!」というものでした。僕の心は踊りました。なぜなら僕は宇宙&SFオタクなので。
与えられたスペースはA2くらい。高さは10センチくらいとのこと。まあ、展示するスペースが、市民ギャラリーのガラス張りのパティオに面する通路、通称「ほしのみち」であり、関係者が出入りする事務局の部屋へ通じる通路の壁なのであまり立体的に出っぱってもアレなんだろうなと10cmに納得。
僕が一人で一つの作品を作ってもいいんだけど、どうせならたくさんの仲間たちと一つ「コラボ作品を作ってみたい」と思いました。
既に普段接している人たちの作品の中に「宇宙的」なものを感じていたり、あるいは声かけの段階で、普段宇宙など考えてもいなかったけど、お預かりした作品から僕がインスピレーションを得てストーリーを思いついて、その作品から、別の作品に繋がるようなストーリーをさらに思いついたりとか…
次々と面白い化学反応が起きてストーリーが出来上がりました。
今回僕の作品に登場するのはオーエンス八千代市民ギャラリーのサポーターではなく、本企画の趣旨に国境や行政区分を超えて賛同してくれた、普段お付き合いのある一般の一部上場の会社員、果樹園経営者、主婦、画家、クラフト&ハンドメイド作家、宇宙飛行士志願者、オクラホマのハンドメイド作家… 等々の「市民」の皆さんです。
上記市民ギャラリー「ほしのみち」にて
2022年6月12日より年度末まで展示されるそうです。
▶︎ギャラリーサポーターミッション「宇宙を創ろう!」で僕に割り当てられた、比較的小さなスペースに作品を提供してくださった16名の作家を紹介するブログの一ページです。
Sixteen Spaces Project
https://ameblo.jp/yamanekosummer2020/entry-12747426226.html
▶︎ギャラリーサポーターミッション「宇宙を創ろう!」に賛同した
ギャラリーサポーター全員の紹介サイト。(有志で作成)
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