Svelteを試したけど採用しないつもりだった、が結局採用しました(追記あり)
新しいwebのプロダクトを作るのに、JavaScriptのフレームワーク何使おうかな…と考えて。何も考えないといつものVue.jsなのだけれど、折角だから違うものを、とSvelteをいろいろ試してみた。
Svelte、ライブラリーとしてではなくコンパイラーとして動作するようになっていて、rollup.jsなりwebpackなりで変換すると、実際に動作するコードができあがる感じで。書かなければいけないコード量も非常に少なく、とてもよいな、と思ったのだが。
基本的にIE 11で動かすことが想定されておらず、(もちろん、rollup.jsやwebpackでBabelなりかませればできる)(何なら、BubléというライブラリーをSvelteの作者が作ってたりもする)そこを頑張るのは本質ではないし、Vue.jsでよいかな、という結論になった。IE 11はまだまだ使われていて、特にtoBのプロダクトを作るときは絶対に無視できないわけで。
Babelとか使う必要がなくなる未来、いつ来るのだろう。まあ、主にIE 11がいつ退役するか、という話ではあるのだけれど。なんだかんだしばらく生き延びていそうだなあ、その間はずっとBabelのお世話になるのだろうなあ、というちょっと暗い見通しを持つなどした。
(2019年12月20日追記)
その後、Vue.jsとwebpackを用いてしばらく開発していたのだけど、いまいちしっくりこなくて。結局、Svelteを改めて採用。gulp.jsをタスクランナーとして使いつつ、rollup.jsでJSをバンドルするという手法に落ち着いた。IE 11できちんと動くのを確認しつつ、進んでいくつもり。